ラッキースケベ:少女と緑の少年と ページ6
貴方「……おぉ」
?「……へぁ!?!?ご、ごめんなさいぃいいいいいい!?!?」
事の始まりは、またもや朝の登校時間だった。
貴方「………お…??」
朝、登校し教室へ向かって階段を上っている途中に踊り場でいつもの個性の独特の何かを感じた。
(…何処にラッキースケベの要素が…その前に女になってないぞ…??)
なんて首を傾げていれば、フッと上から影が落ちる。
上を見上げれば、階段を落ちてくる女の子。
……ラッキースケベは女にも有効なのか←
そんなことを思いながら、落ちてくる女の子にそっと手を伸ばした。
という訳で最初に戻る訳だが……――――
?「ご、ごめんなさいぃいいい!!」
貴方「……落ち着こう」
今現在、女の子に馬乗りになられてます←
実に倒錯的な光景←
いや、これまず状況が中々お目に掛かれないだろな←
視線を上げれば、この前の緑の少年と視線があった。
(おや、あの少年は見覚えあるぞ)
そんなことを思いつつ、俺に馬乗りになっている少女をどうしたものかとボーっと見上げた。
貴方「落ち着いたか??」
?「う、うん……ご、ごめんね…」
少女が降りれば床から起き上がり首を傾げる。
貴方「怪我がないならいい」
そう言えばその場で立ち上がる。
?「麗日さん!!大丈夫!?!?」
声のする方を見上げれば、少年が階段を下りてくるのが見える。
……そこはかとなく感じ取れる嫌な予感←
ボンッ!!――――
麗「……!?!?」
?「大丈夫……っうわぁ!?!?」
何となく来るだろうなと想像していれば、瞬間的に女に変わる。
そして少年が階段で躓き…――――
貴方「…お……大丈夫か少年」
?「……」
ものの見事に俺の胸に突っ込んで顔が埋まった←
此処まで来ると俺の個性も凄いものだな←
麗「……っは!!で、デク君んんんんん!?!?!?」
麗日さんと呼ばれた少女が叫ぶ中、さて俺はどうしたものかと固まる少年を見つめた。
?「……っは!?!?…ご、ごめんなさぁあああああいいいいい!!」
少年は我に返ればバッと俺から離れ、見事な土下座をしてくれた
貴方「お、別にいつものことだから気にしては無いんだがな」
?・麗「いつものことなの!?!?」
思わず呟けば見事にハモった返事を返してくれた二人に首を傾げる。
ボンッ!!――――
貴方「それが俺の個性だからな」
女に戻りながらそう言えば、驚いたように俺を見る二人と目が合った。
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ゼロ(プロフ) - 談さん» あれ?またいる… (2019年10月13日 15時) (レス) id: 75173a0bdb (このIDを非表示/違反報告)
ちょこきゃらめる - うむ。ご馳走さまでござる( ˙-˙ ) (2018年12月23日 8時) (レス) id: 9446a19fb8 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯弔銀時晋介丁 - ありがとうございます人( ̄ω ̄)貴方は神だ。 (2018年7月30日 4時) (レス) id: 7bc9a154f5 (このIDを非表示/違反報告)
談 - 地面に頭擦り付けて歩かないといけない人が堂々と歩いてる姿勢尊敬します。 (2018年7月21日 2時) (レス) id: f1972ab3b6 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 暇で幸せそうで何より (2018年7月21日 2時) (レス) id: 17d3fc92fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:@黒 | 作成日時:2018年6月20日 0時