作詞した。~3rdSeason~

ジグソー ページ28

生まれてきてごめんなさい
「…なんて言わせちゃってごめんなさい」
いやいや 別に構わないさ
瓶の中のあぶくを弾く

覚えたての言葉遊び
出来るかな あの子と同じこと
イヤイヤ 愚図りひび割れてく
なんで僕はコワレモノなの


僕が僕であった そんな事実で
幸せが伝う なんて ご都合主義だ


愛を。
言葉を心を、全部わかったふりして
その手 差しのべるのなら 愛を教えて
誰かに理由を求めた
他でもない僕なのに
どれも 形 合わずに 壊していた



誰かの歌 悪になって
誰かを苦しめて泣かせてた
綺麗なもの あとはどれも
知り得た限り 汚れてくの

鞄の底 隠していた
88の罪の名前も
容易いこと。口にすれば
明日 忘れてしまえるのだろう


こんな簡単なら 僕は違った
干からびた微笑み 触れていたのに


夢も
光も希望も、黒く塗りつぶした手で
明日の描き方をまた教えてくれた
歪んだピースのひとつが
それが悪だと言うなら
どうか 終わらせて欲しい 君の声で



夢を
命を希望を、黒く塗りつぶしたのは
明日も見えないくらいに歪んだ視界
砕けたピースのひとつを
それでも責め立てるなら
どうか 終わらせて欲しい

愛を
確かな温度を、全部無かったふりして
その目 背けた貴方が 僕を殺して
誰かの代わりを求めた
他でもない僕なのに
どれも泣き止まないまま
声も吐き出せないまま 壊れていた



＊＊＊
壊したピースの代わりなんて、どこにも在りやしないのに。

レイワ。

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