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小さな独占欲 ページ16
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りお「遅かったね？」
「ん、まあ..」
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なんとなく
会ったのは私だけの記憶にしたくて
りおの質問を曖昧に返した。
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しばらくして、
私達はお店を出た。
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帰り際、亮一さんと目が合い
『言わないよ』
と 言うように亮一さんは頷いた。
…きっと、気がついたんだろう 。
私の
坂本さんに対する“想い”を ―
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作者名：.菜乃☆゛ | 作成日時：2013年4月27日 15時
