105話 ページ41
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騒ぎだした人数あわせの人達をキルアがなだめる
ｷﾙｱ「ちょっとたんま。今良い方法考えるからさ...」
それを遮るようゴンが言った
ｺﾞﾝ「良いよ。俺達だけでやろう。」
レイザーの方へ向き直り、尋ねる
ｺﾞﾝ「こっちは７人で良いでしょ？」
ﾚｲｻﾞｰ「いいや、だめだな。９人対決のときはしっかり９人集めてもらわないと。」
ｺﾞﾝ「そっちは１人のくせに...
ゲームのキャラクラターにこんなこと言ってもしょうがないけど...
仲間だったんだろ！？ボコボって人。それなのに...」
先程レイザーが倒した大柄の海賊のことを言っていた
貴『(ゴン...)』
ｺﾞﾝ「あの人があんな目に遭わなくちゃいけないほど何したっていうんだ！！」
怒りを隠しきれていないゴンの声が体育館に響く
ﾚｲｻﾞｰ「強盗に、殺人、詐欺...
その他確定しているだけでも１１件の犯罪歴がある。」
ｺﾞﾝ「え...？」
理解できない、といった顔のゴンにツェズゲラが静かに伝えた
ﾂｪ「そいつはこのゲームのゲームマスターの１人、実在する人間だ。」
続けるようヒソカが言った
ﾋｿｶ「現実だよ、ここは♦」
「「！！！」」
ｺﾞﾝ「え、じゃあ、ジンも...」
ﾚｲｻﾞｰ「！！」
"ジン" その言葉に、レイザーが反応した
ﾚｲｻﾞｰ「ああ、お前の親父のことは良く知っている。」
次の瞬間、レイザーから禍禍しいオーラが放たれた
そのオーラに反応したのか人数あわせで参加していたプレイヤー達が焦って逃げ出した
「ひぇ〜〜。俺達死にたくねぇよ！」
「帰るよ？絶対やらないよ！！？」
「ちょ、おい」
ｺﾞﾚ「いいよ、いかせろよ。」
「えっ？」
ｺﾞﾚ「オレが３人分になる。」
そういってゴレイヌが２体のゴリラ型の念獣を作り出した
貴『(ゴリラ...？似てる...なぁ...。)』
ゴレイヌの念獣とゴレイヌを見比べる
貴『(似てる...よなぁ。)』
ｺﾞﾚ「そっちもやってることだ、別に問題ないだろ？」
ﾚｲｻﾞｰ「ああ、問題無いね。これで９対９、
さあ、始めようぜ。」
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０「それでは試合を開始します。
わたくし、審判を勤めます、ナンバー０と申します。よろしく。
スローインと共に試合、スタートです！！」
ナンバー０がボールを宙に放った
ジャンプボールを放棄した念獣に思う
貴『(ジャンプボールはくれてやるってこと...？)』
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作者名：ブルームーン | 作成日時：2019年6月3日 23時
