何でも屋と奇術師 Ⅱ (ページ15)

今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:144,666 hit

35話過去編ページ15

Aが再び目を開けたとき、Aは旅団のアジトにいた

貴『(なんか、不思議だなぁ。

過去の自分を第三者的に傍観するのって)』

どこか他人事のように感じながら少女を見つめる

･

･

少女「クロロ！遊んで！！」

クロロ「ああ。」

･

･

少女「ウヴォー！」

ウヴォー「なんだぁ！A！！

暇か！！？

遊ぶか！！！？」

少女「うん！！」

･

･

少女「パク！ご飯美味しかった！」

パク「そう。良かったわ

今度作り方、教えるわ」

少女「うん！一緒に作ろ！」

･

･

少女「マチ...ｸﾞｽｯ」

マチ「どうしたんだい？そんなに泣きじゃくって」

少女「マフラー...

木に引っ掛かって... ｸﾞｽｯ」

マチ「ああ、破れちまったんだね」

少女「クロロからもらったのに...」

マチ「そんなに泣かなくても大丈夫だよ。

直してあげるから、ほら貸しな。」

･

･

フェイ「なんでお前の部屋こんなにものたくさんあるか？」

少女「んーとね、具現化の練習してたの。

ちゃんと後で片付けるよ！」

フェイ「これ、何か？」

少女「ん？あ、それ？

カスタネットっていう楽器だよ。」

フェイ「かすたねと、か？」

少女「カスタネット」

フェイ「かすたねと、ね」

少女「ねっと！！！

カスタネットだよ！！」

フェイ「だから、かすたねと、ね」

少女「フェイ、言えないんだね...」

フェイ「お前の教え方が悪いね」

少女「なっ！！フェイの不器用！！」

フェイ「違うよ、教え方ね」

少女「もーー！！」