ドッジボール ページ15
あれから数日がたち蜜柑が今ドッチボールをやろうと男達に向かって言っている。ハァー。面倒事を作らないで欲しいわ。男子は、蜜柑の挑発にのってやると言っているし……。本当に面倒。
蜜柑「うちが勝ったらこのクラスのイジメ無くしたる!」
男子「なら、俺らが勝ったら一生下僕な!」
何て約束してるし。
それから数分が経ちドッチボールをやることになったが、棗のチームがクラスのほとんどで蜜柑のチームは、8人くらいしか居ない。何気にルカまで巻き込んでるし。
え?私?私はやらないよ?面倒だもん。
蜜柑「Aは?どっち入るん?」
主「どちらとも入らない。」
蜜柑「なんでや!」
主「……。嫌だから。」
蜜柑「でも、」
主「なにか文句でも?」(無言の圧力)
蜜柑「いえ。なんでも。」
その後ドッチボールが始まっり、最終的に引き分けになり、その場をしめた。そして、棗が水分を取りに行った時、私も付いて行き、こっそりペルソナに会い、今回の任務を私が行った。少しだけでもいいから、棗を助けたいから。
その次の日は体調が良くなかったから、学校を休み部屋で休憩をしていると、棗が入ってきた。
主「何か用ですか。」
棗「お前。俺の任務やったのか。」
主「いえ、やってませんよ。今日は、普通に気分が良くなかったのでお休みを頂きましたが。」
棗「そうか。ありがとな。」
主「なんのことでしょう。」
棗「フッ。」
軽く笑うと部屋から出ていく。それから5分くらい経つと蜜柑と蛍がやって来た。
主「ノックぐらいしてから入って欲しい」
蛍「私は、言ったけど聞かなかったのは、こいつよ。」
主「知ってる。今日はお守りありがとね」
蛍「どういたしまして。」
蜜柑「A大丈夫か?」
主「えぇ。もっと言うと、蜜柑が静かにしてくれたらもっと良くなるわよ。」
蜜柑「うぅ。」
蛍「様子見に来ただけだから、今日は帰るわね。明日は、休まず来れるといいわね。」
主「そうね。心配してくれてありがとう。」
そう伝えると2人は、部屋を出ていく。最後に見た顔は笑顔で、私は、この子達の笑顔を守りたいとすごく思った。
終わり ログインすれば
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いちぴ - 続きが早く読みたいです。楽しみにしています (2019年9月8日 21時) (レス) id: 9cde7eefe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜華姫 | 作成日時:2019年7月13日 20時