イエロー ページ3
「Aさんっ！お待たせしましたぁ〜」
と息を切らしながら言い、サイダーとコーラを持って走ってくる少女。
僕は今、この少女、イエローと付き合っています。
「Aさん？ぼーっとしてますけど…どうかしたんですか？」
とベンチに座っている僕に彼女が目線を合わせて問いかけてきた。
「 ！ あっ、何でもないよ。」
あははっと僕は笑う。
「そうですか？良かったですっ…。」
と、安心したようにイエローは自分の胸に手を置き、僕の隣にﾄﾝｯと座る。
「どうぞっ。」と買ってきてくれたコーラを渡され、「ありがとう、イエロー。」と返す。
僕らは特にカップルって感じなことはしたことがない。
ただ、イエローが好きだと言うことには絶対に変わりはない、それだけは確信しているのだ。
でも、昨日、イエローの友人であるブルーさんにその事を話すと、
「そんなんじゃ彼女のイエローが逃げちゃうわよ？！彼氏としてｷｽ位はしてきなさいよ〜！」
ﾎﾎﾎと、笑いながら告げられてしまった。
「ｷｯｷｽって…。」
と僕が戸惑っていると、ブルーさんは少し考えて、
「まぁ、せめて好きだって事くらいは改めて伝えたら？」
と言った。
僕に取ってはそんなこともかなり困難だと思った。
そんなことを思い出していると、ｺｸｺｸとサイダーを飲んでいたイエローが急に僕の膝の上に頭を乗せてきた。
「イッイエロー？！」
と僕が当然驚くと、イエローは
「ﾑﾆｬ…。」
と寝言を言った。
ね、寝てる……。
まぁ、マイペースなイエローだから仕方ないかな(汗)
ふぅ…と息をつきながらイエローの頭を撫でる。
するとイエローは、
「Aさん…。ｸｩ…」
と寝言を言った。
純粋に思った。かっ可愛い…!
「さて…。」
イエローを抱えてｽｯｸと立ち上がる。
「好きだよっ、イエロー。」
と、僕は寝ている彼女に向かって言った。
一応、言われた事、したよね？
続く
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志穏(プロフ) - チラミィさん» おっけーです(・・)ゝ (2015年8月20日 20時) (
レス) id: 7d76fb7e82 (このIDを非表示/違反報告)
チラミィ - 志穏さんこんばんは!((・ω・´ 『麦わら帽子の(ry』しか基本更新しないからそっちでもええかに？><;ここ消すかもしれん… (2015年8月20日 20時) (レス) id: f774664c6c (このIDを非表示/違反報告)
志穏(プロフ) - |ω・`)ﾁﾗ …人違い？じゃないか？ (2015年8月20日 13時) (レス) id: 7d76fb7e82 (このIDを非表示/違反報告)
チラミィ - うあああごめんなさい (2015年5月24日 1時) (レス) id: f774664c6c (このIDを非表示/違反報告)
チラミィ - ﾅﾝﾀﾞｺﾚ((°ω° = °ω°))ﾋｮｳｶｱﾘｶﾞﾄﾃﾞｽ (2015年3月31日 15時) (レス) id: f774664c6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チラミィ | 作成日時：2015年3月28日 5時
