麦わら帽子のポニーテール

ポケ厨(?)少年と僕2 ページ5

え、、？パートナー…？
まあまあまあ、、ポケ厨としては当然か。ﾌｯ←

何て僕が少年をポケ厨に確定し始めていると、「えぇっと…ぼっ僕のパートナーなんですよっ!」
と、改めて少年が、さっきより力強くいい放った。
「そ、そうなんだぁ〜…。」と僕が苦笑いで引きぎみに言うと
「その…貴方はどんなパートナーを持ってるんですか？」
と少年が気を使うように問いかけてきた。

「え、ええっとぉ〜その…。」
と、僕は気まずそうに目線をそらす。
そりゃそうだろ？というかこの少年、誰もがモンスターボールなんて持ってると思ってるのか？！
すると、ふいに目が覚めた時に僕の近くにあったバッグのことを思い出した。


使えとも言わんばかりに置いてあるそのバッグに、
日が強くて暑くてふらふらでその上まったく知らない場所に一人取り残されたという僕は頼るしかなかった、と言うわけだ。

自動販売機のお金もそこから出したんだし、何かしら入ってたりして…。

なんて少しの期待を持ってバッグをあさる。するとどうだ。何やら赤と白の変な丸いボタンの付いたモンスターボールが




まてまてまてまて、なんだこいつら。
もしかしてここらへんの連中みんな『ポケモン大好きっ！』とか言う変人なやつらばっかりなのか……？

でも、まあ、取り合えず少年の答えになりそうなものは出てきた。このバックの持ち主、心から感謝しよう。

待ちぼうけとなった少年に僕は、
「ほ、ほら！僕も持ってるんだ！モンスターボール!!!ｷﾘｯ」
なんて得意気に言い張ってみた。

すると少年は、
「へ、へぇ〜。そうなんですかぁ…。」と苦笑いで言い、そのあと小声で「中身は…?」と言っていた。
あ、ああっそっか！少年が聞いたのはパートナー、まさに立体ポケモン!……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………おいこら、持ってるわけないだろぉぉぅう？！

もう、とにかく中に何か入っていることを祈るしかないっ！確率的に99%立体ポケモンが入ってるなんてありえないけど！
勢いで、「出てきてっ！」何て言いながら開閉ボタンを押す。
するとどうだ。ポンッ!という音が鳴り、そこからは立派な




ゴーゴートが。
まじかよ。このパターン何度目だよ。



どうやら僕は、1%の確率で立体ポケモンを引き出してしまったようです。←

沈黙の間での[ウュチケポ]少年→←ポケ厨少年と僕1

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