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8話 ページ10
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元来、私は警察というものが好きではないのだ。
真面目で、決まりがないと生きていけないような人たちの集まりという印象が強いから。
ただ、目の前の亜麻色の髪の男性は、そうでもないよう。
沖「土方さんはお堅いですねィ、少しくれェならいいじゃねェですかィ」
土「ダメだ、それで大事な物品に何かあったらどうするんだ」
だから忍者走りするっての。
そう言っても譲らない黒髪。
まぁ、私は大人なのでここは大人な対応をするとしよう。
「…仕方ないですねぇ…別の道で行きますよ…」
土「最初からそうしろや」
無駄な時間を使ったぜ、と呟く黒髪。
いや、聞こえてますから。
別の道で行くのであればここから20分ほどかかる。
江原さんには電話をしておこう。
やっぱり、私は警察が嫌いだ。
特に、黒髪だと余計に。
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作者名:かきのたね | 作者ホームページ:http://twitter.com/ka_ki_tyan
作成日時:2018年12月26日 9時