伝導者一派？どう見たって違うだろうが【文スト×炎炎ノ消防隊】

GPS ページ48

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『見つけた…』

そう言うと最強さんが私のスマホを覗き込む

紅丸「…んだそれ」

『GPS、つまり簡単に言えば居場所が判るものです

……この場所何処か判りますか?』


紅丸「あぁ?…こりゃァ川沿いにある小屋だな」


『…判りました、後は自分で行けるのでご心配なく、

ほら紺炉中隊長が呼んでますよ､早く行ってあげて下さい

ほらほら早く早く!!』

カンペキ☆営業スマイルをし乍ら早口で言う

紅丸「は?おい!」

背中を押して後ろを向かせた後

屋根の上を飛び移り乍ら移動した





小屋に入り戸をぶち破ると戸が外れたが←

鏡花ちゃんが鎖に繋がれ座っていた


…触った奴、全員殺してしまおうか…?

否々、私は某呪術漫画の先生の五◯悟じゃねーっつうの


『鏡花ちゃん!』

悲鳴にも近い声で言い鏡花ちゃんを抱きしめる

鏡花「大丈夫、私は平気…A姉さま苦しい」

『あ、ごめんね、感極まっちゃって…』

そう言って慌てて鏡花ちゃんを離す

『けど…その前に謝らせて、目を離してごめんね

私が目を離さなかったら、こんな事にはならなかった』

鏡花「大丈夫、私は大丈夫だったから、今もこうやって

A姉さまが助けに来てくれた」

『それは…最強さんの手伝いなしじゃ出来なかったよ』

鏡花「最強さん?」

『あ〜新門大隊長の事、最強さんって言ったのは…

聞かなかったことにして』

鏡花「?…うん」


『異能力“宵闇夜叉”』

そう言うと私の異能“宵闇夜叉”が出て来て

鏡花ちゃんを繋いでいる鎖を斬った


外に出た途端ドデケェ声が聞こえて来た、最強さんの声だ

その後浅草から大きな歓声が上がった、好かれてんなぁ←


紅丸「このままじゃ二進も三進も行かねェ!!

……だが、そんな事知ったこっちゃねぇ!!!」



……否、知ったこっちゃあるだろ!!

変装してンだよ!?判らないンだよ!?莫迦なん!?←


紅丸「お前ら全員殴り合え!!」

否、だから治安悪ぃな此処!!


『不安になって来たんだけど…』

鏡花「大丈夫あの人が最強って言われてるのは伊達じゃない」

『だといいけど…』



その後第八の人達と合流する為に屋根の上を走って

移動する、途中で炎の矢が飛んで来たのでぶった斬ったが…

アレも伝導者一派とやらの仕業なのだろうか…?


付近で起こる混乱や焔ビト化、私と鏡花ちゃんは

そんな事を気に求めず進んで行く

鎮魂するのは私達じゃない、この焔ビト達が望むのは

最強さん…“新門紅丸”という大隊長の鎮魂だ









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