伝導者一派？どう見たって違うだろうが【文スト×炎炎ノ消防隊】

お前は… ページ47

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紅丸「いたぞ」

そう言って急降下する最強さん

待って!?これ心臓に悪いヨ!!夜叉で飛ぶ事はあるけどさ!?

限度!限度があるってばよ!!←

『し､心臓に悪い…コレはジェットコースターか何かかな?』


紅丸「じぇっと…何ちゃらってやつは知らねぇが…

鏡花、行くぞ」

鏡花「うん、ごめんなさい新門さん、A」

顔を上げるとそこには鏡花ちゃんがいた

けど何でだろう、違和感がある…


いつもの顔、いつもの背丈、いつもの服、いつもの髪飾り


いつもの…ケータイ…いつもとは違う…呼び方…?


『……ごめんね鏡花ちゃん』

そう言ってスマホを取り出し鏡花ちゃんのケータイに

電話をかけるピリリリリリリという音が鳴る

そして、受話した音がしたがそれは目の前のケータイから

鳴っては来なかった


『夜叉白雪』

そう言うと首を傾げる“鏡花ちゃんの様な奴”

嗚呼、此奴は鏡花ちゃんじゃない、鏡花ちゃんは夜叉白雪を

使おうとすると…拒絶する


『…夜叉白雪!主に成り済ます者に罰を与えよ!』

そう言うと夜叉白雪が飛んで来て

“鏡花ちゃんの様な奴”を斬り伏せる


紅丸「おい!今何しやがった!」

そう言って炎を出そうとする最強さん

『…お前は…お前は鏡花ちゃんじゃない!

鏡花ちゃんは私ことを名前だけで呼ばない、

……7年…7年以上も一緒にいた、判らない訳がない

癖も仕草も全部近くで見て来た…』


そう言っていると地面に伏せる鏡花ちゃんの様な奴の

顔が変形し全然違う女の顔になる、

顔に衝撃与えたら戻るのか…否、それよりも…


『私の愛しの鏡花に手を出したら…四肢引きちぎった後

口を縫い付けて、生き地獄を見せ続けてやる』

しゃがみ乍ら言うと鏡花ちゃんの様な奴は

ヒッと短い悲鳴をあげた、情けない、鏡花ちゃんは

これくらいの“殺気”で悲鳴なんてあげない


『鏡花はどこ』


そう言った後、変形した顔の女に言うと、

女は口を噛み締めたかと思うとその女は死 んだ


紅丸「死んだ?」

『チッ…奥歯仕込んであった即効性の毒で自決した…!』

鏡花ちゃんを探す手がかりを失った…


また焦りを感じる、このまま見つからなかったら…

考えただけでゾッとする



…この手は使いたくなかったけど…

『ごめん、ごめんね…』

そう言って私はスマホのGPSを開いた

鏡花ちゃんの体にはGPSが埋められている…


『見つけた…』









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