浦島坂田船の冒険3〜魔王そらまふと迷いのプリンセス〜

82 それは嫉妬？ ページ29

ひっさびさのA side…！






…







…ぶえっくしょわん！！←





……風邪かな…？






ま『あ、A知ってる？1回目のくしゃみは良い噂で、2回目は((( そ『違うだろ。1回目がたまたまで、2回目が……
あれ、なんだっけ？』









…




…どーでもいい…！







A「…ねえ……雑談するなら呪い使う必要ないよね？」







さっきから頭の中でくだらないことを話している二人に、文句を言った。





…てゆーか呪いの時間どれくらいだっけ…そんなに長くないはずだけど…。





そんなことを考えていると、まふの声が聞こえた。






ま『ごめんねA。僕がそらるさんとばっか話してたから、嫉妬しちゃったんだよね？』




A「ファッ！！？」





…んなっ…！？なななななななななな((ry






な、何をいきなり言いだすんだよ…！






そ『何言ってんの。Aはまふに嫉妬なんてしてないでしょ。』







そ、そらるん！そのとおりだよ！ナイスサポートだよ！





そ『Aは俺に嫉妬したんだよ？』






と思ったら違ったぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！





ま『違いますよ！僕にですよ！！』


そ『いや俺だから。』







いや…どっちにも嫉妬なんてしてないから…。






ま『ねえA！僕に嫉妬したんだよね！？』




A「だーかーらー…！！」






ドッカン！と文句を言ってやろうと思ったそのときだった。







魔物兵『魔王様！！目的の村に到着しました！！』







頭の中で兵らしき声が聞こえた。





その声にそらるんが『ん…今行く。』と答え、コッコッと歩く音、そのあとドアを閉めるような音がした。







すぐに察した。







A「……進んでるんだね。世界征服。」

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