55 一方そのころ… ページ9
坂田 side
セ「ほんとにこっちであってる?」
坂「あってるよ!!俺ちゃんと見てたから!」
そんな話をしながら俺たちは走っていた。
俺が落とした魔王の元へ。
う「……まーしぃ、もう、大丈夫……。」
志「無理すんなリーダー。今は俺に任せといて?」
少し後ろにはよろよろのうらさんを支えているまーしぃがいる。
志「おい坂田ぁ!?まだかぁ!!」
坂「あともーちょいだと思……あ!!」
セ「ふぎゅっ!!!」
まーしぃに返事をして前を見たとき、煙が出ている黒い塊が見えた。
…てかセンラが突っ込んできて、背中めっちゃ痛いんやけど…!
セ「急に止まるなや〜!」
坂「そっちこそ前見といてよ〜!!」
ふぎぎ…と睨み合っていると、黒い塊がゆっくりと動き出した。
坂&セ「「…!!」」
そ「…ったく、あいつどんだけ馬鹿力なんだよ……。」
馬鹿力と言っているし、もう魔王で間違いないだろ…!!
俺はセンラに目線を向ける。
センラもやるべきことがわかっているようで、ぐっと親指を立てていた。
…
坂&セ「「(せーの)魔王っ!!」」
俺たちは魔王そらるを挟み撃ちにし、俺は拳を、センラは槍を構える。
距離は4、5メートルくらい。かなり近い。
けどこっちは二人だし、きっと……!
勝てる気しかしない……((ドヤ
坂「……お、おいい!…Aちゃ、ちゃんを………か、かか、返せぇ!!」
セ「いや足ガクガクやん!!」
センラと、魔王そらるもため息をついている。
わ、悪かったなあ!足はしょうがないやろ!!←
そ「…けど残念。」
魔王が静かに呟いた。
セ「……え?」
坂「は?」
何をするかと思えば魔王は両手を広げ、ぶんぶんと振り出した。
…は?
それがなんだ……と聞こうとしたとき。
魔王の方が先に口を開いたんだ。
そ「俺のところに……
……Aはいないよ?」
……
……
坂&セ「なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!?」
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かきみそご飯(プロフ) - かがりさん» ありがとうございます!!(*^▽^*)楽しみにしてくれているなんて嬉しいです!!頑張りますっ! (2017年11月9日 21時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - でぃあぼろさん» ありがとうございますっ!!アンケート…………あ…………しまった…でぃあぼろさん入れとかなくちゃ……←笑 (2017年11月9日 21時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - 雨傘響音さん» ありがとうございます!!(*^ω^*)続編も頑張りまーす!!! (2017年11月9日 21時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
かがり - 続編おめでとうございます。毎日楽しみに待ってます!更新頑張ってください。 (2017年11月9日 19時) (レス) id: b12ee6f920 (このIDを非表示/違反報告)
でぃあぼろ - おお!続編も見ます!あ、アンケ投票しましたー!そのときの一言! 「あれ?俺の名前が入ってないぞ?」(((笑) (2017年11月9日 18時) (レス) id: d70a2ffcc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かきみそご飯 | 作成日時:2017年10月14日 12時