検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:12,528 hit

花びらが13枚 ページ14

良平と歩いて数十分。ようやく目的地に着いたみたいで、歩くのを止めた。そこには――――





『ケーキ屋さん?』





可愛らしい店舗のケーキ屋があった。あれ?ここって確か‥‥。



良平「Aここに来たいって言ってただろ?でも、中々予定とか合わないからさ。だから、誘ったんだよ!」



良平の言葉に目頭が熱くなった。確かに、前にこのケーキ屋に来たいとは言っていた。でも、まさか覚えてくれてたなんて‥‥。


『よく覚えていたね‥‥』


良平「食のことなら忘れないもんー!」



自信満々に言う彼が輝いて見えたのは秘密。素っ気なく言ったけど、本当はとても嬉しい。だって、好きな人にこんなことされるなんて‥‥。



良平「さ、買っていこう」

『うん‥‥!』









お店に入ると、沢山のケーキが並んでいた。以前に雑誌で見かけたオススメのケーキもあってすごかった。良平と私は話しながらゆっくり選んだ。




「ありがとうございましたー!」


買い終わり、手にはケーキの箱が。結局、私たちはいくつもケーキを買ってしまった。でも‥‥とても楽しかった。良平と一緒にケーキを選んだりしてさ。



良平「お前けっこう買ったな(笑)」

『良平に言われたくないですー』



お互いに箱を見合って、笑いが溢れた。本当に嬉しかったよ。



『‥‥ぅ』

良平「ん?」



『ありがとうね‥‥良平』




私がそう言うと良平は優しく微笑んだ。

花びらが14枚→←花びらが12枚



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
63人がお気に入り
設定タグ:木村良平 , 声優
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

陽南(プロフ) - この作品、とても面白いし、何より字がすごく可愛いです。 私にはそうゆう機能が付いてないから、羨ましい… (2016年9月27日 2時) (レス) id: a6a4e38632 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:み さ き | 作成日時:2016年9月9日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。