十話 ページ10
『はぁ…はぁ…』
私はずっと、ずっと一人。これからも…
《本当愛想が悪い。産むんじゃなかったよ。》
《まだいたのか。とっとと出て行け‼お前なんかいらん‼》
家族という設定があるだけ。
《Aってさ〜ウザいよね》
《やっぱそう思う?そろそろ縁切っちゃう?》
友達という設定があるだけ。
私は、一人。だから、現実から逃げた。
いつでも、どこでも、本を読むようになった。
一「はぁ…何もここでカッターだすなよ…ほんとごめん。」
『四男さんは、謝る必要がないです。理由がないです。こちらこそ、すみません…』
一「一人…なの?」
『まぁ…』
一「僕は、Aの事…分かってあげられるし、側にいれる…
Aの一人目の…友達に、なれない?」
『…‼四男さっ…』
抱きしめられたまま、しばらく泣いた。
嬉しくて、嬉しくて、涙が止まらなかった。
『ありがとう、四男さん…』
一「一松でいいよ…これからは、一人にしないから…」
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サクラ - 戻ってきてください! (2017年12月30日 23時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
はな松* - 続き待ってマッスル! (2017年2月26日 14時) (レス) id: fb665330f5 (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 空っぽ少年さん» ありがとう\( 'ω')/ (2016年12月29日 14時) (レス) id: 25d1c32393 (このIDを非表示/違反報告)
空っぽ少年(プロフ) - ルアさん» つーかルア1日前だろ!?おめでとう! (2016年12月27日 8時) (レス) id: 232d538256 (このIDを非表示/違反報告)
空っぽ少年(プロフ) - ルアさん» 覚えててくれたのか…!?ありがとう! (2016年12月26日 18時) (レス) id: 232d538256 (このIDを非表示/違反報告)
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