第7話 ページ9
放課後_____
少女は一人ぽつんと屋上で沈む夕焼けを眺めていた
柵のところに肘をかけ、手で顔を支える状態のまま、無表情で真っ赤な太陽を見つめる
微かに、彼女のくすんだ真っ黒な瞳に、真っ赤な夕焼けが映った
そんな中、屋上へ出入りするドアがギィ…と音を立て開いた
トン、トン…と音が少女に近づき、彼女の横に並んで柵に手をかけた
少女は表情も一切変えず、目線だけを横に来た人物にずらし、一言つぶやいた
「…何か用？祐介…だっけ」
祐「この空は美しいな…日は真っ赤で雲はまるで吸い込まれるように流れている…これぞまさに芸術、まるで…っ________」
「いや聞こうか」
話を無視してこの綺麗な空について語ろうとしている少年______喜多川 祐介に、少女はツッコミを入れた
祐「すまない、Aにお願いがあってな」
「話？なにさ」
祐「連絡先、交換しないか」
「ふーん、連絡先…は？」
その言葉を聞いた少女は、驚いた顔をして祐介を見た
夕焼けに反射した祐介の顔は、真剣に少女を見ていた
「……いいよ、でも初めてだから。よくわからないよ」
祐「かまわない」
少女は質問攻めや反論などをしても無駄だと察し、諦めて祐介に連絡先を教えた
そして、夜を迎えたその日は、彼女にとっての最期の"日常"になるんだ______
心の怪盗団とAが出会うまで
あと、1日_______________
続く (更新停止中)
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エイスケ(プロフ) - 更新待ってます (2019年12月2日 21時) (
レス) id: a9f17d6973 (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - 一番気になる所で更新停止っ………！続きが気になる…… (2019年10月1日 4時) (レス) id: 4acf213d6b (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 更新頑張ってください。応援しています！！！ (2019年8月28日 19時) (レス) id: fe959518f7 (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - しらすさん» コメントありがとうございます！更新遅れてすみません！次回は早く出せるようにします…！p.sわっしょーい (2019年2月18日 23時) (レス) id: b6b37cd06e (このIDを非表示/違反報告)
しらす(プロフ) - おぉ…！！更新来ましたね…！！祐介がでたぁー！面白かったですぅ、つぎもう頑張って下さいね！！p.sわっしょいわっしょいわっしょいしょい (2019年2月18日 23時) (レス) id: 721cc084cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キラ | 作成日時：2018年12月14日 18時
