第5話 ページ7
朝
少女は起き上がって階段を降り、辺りを見渡した
両親がいない
また、朝早くから仕事に行ったのだろう
彼女はいつものことなので、何も感じたりはしなかった
今日も、いつも通りに過ごした
いつもの登校道
いつものうるさくてしつこい生徒
いつもの気持ち悪い先生
それなのに
今日は少女にとって違和感のある時間を過ごしていた
(…誰かに、見られてる？)
そう、どこからか…視線を感じたのだ
(一人じゃない…二人？いや、もっといる…？)
一人や二人なんかじゃない、もっと複数人からの視線だ
今現在は、昼休み中で、普通では立ち入り禁止の屋上へ来ている
誰にも見つからずに来れるため、彼女にとって学校での唯一の休憩時間だ
時々、ストーカーが来て邪魔をされてしまう時もあるが、今回は違った
「(普通なら、私のことが好きでストーカーしてくる人はいるけど…なんか違う感じがする)誰？できれば、出て来て欲しいのだけど。」
出てくるはずはないとわかっていても、彼女は試しに発言した
が、やはり出てくる気配はなかった
「…自分で言っておいてなんだけど、胸糞悪いな」
独り言のようにぽつりと呟いて、その場を後にし教室に戻った
その日は、告白されたことと視線を感じたこと以外はいつも通りだった
少女はこのことを、ハリーに相談した
が、軽く返されただけで解決とまではいかなかった
少女はまた、ベッドに雑に倒れこんだ
視線は家に入ったからなのか、感じなくなったがまだ違和感が残っている
「本当、なんなの…」
胸元を掴んで、体を丸めて顔をしかめた
そのまま目をつぶった
「__ってい____く____い___」
彼女が眠りにつく前に誰かの声が聞こえた気がしたが…結局何もわからず少女は眠りについてしまった
心の怪盗団とAが出会うまで
あと、2日___________
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エイスケ(プロフ) - 更新待ってます (2019年12月2日 21時) (
レス) id: a9f17d6973 (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - 一番気になる所で更新停止っ………！続きが気になる…… (2019年10月1日 4時) (レス) id: 4acf213d6b (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 更新頑張ってください。応援しています！！！ (2019年8月28日 19時) (レス) id: fe959518f7 (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - しらすさん» コメントありがとうございます！更新遅れてすみません！次回は早く出せるようにします…！p.sわっしょーい (2019年2月18日 23時) (レス) id: b6b37cd06e (このIDを非表示/違反報告)
しらす(プロフ) - おぉ…！！更新来ましたね…！！祐介がでたぁー！面白かったですぅ、つぎもう頑張って下さいね！！p.sわっしょいわっしょいわっしょいしょい (2019年2月18日 23時) (レス) id: 721cc084cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キラ | 作成日時：2018年12月14日 18時
