5話 - �� ページ17
.
リーを先に行かせて 、わたしは下に降り 、チョウジの胸に耳を当てる 。
まずい…
外傷よりも 、体の中がボロボロだ 。
ここでは応急処置にもならない…
早く里に戻って 、薬を調合しないと…！
この子の服の家紋 、秋道一族か…
なのに 、これだけ痩せているってことは 、あの秘薬を使ったのか 。
無理も無い 。
下忍のこの子たちに 、呪印を持つ音の忍は強敵すぎる 。
良くて 、相打ち 。
お願い 、誰も死なないで…
医療忍術を施しながら 、ツーっと汗が頬を伝う 。
「 シカ…マル…… 」
『 ！！！ 』
小さな声で呟く 。
確か 、奈良家のシカクの子はシカマルって名前だった 。
猪鹿蝶を受け継いでいるのね 。
まだ 、助けられる…！
絶対助けるから…！！
「 A様！！ 」
背後からわたしの名を呼んだのは 、医療班 。
里を出る前に 、確かママが寄越すと言っていた 。
とはいえ 、今の里の状況的にも 、来られるのは最小人数 。
『 急いでこの子を里に運んで！秋道一族の秘薬を使ってる 、急いで細胞の死滅を止めないと！ 』
「わ 、分かりました！ 」
『 わたしはこの先でまた応急処置をしていくから 、怪我人の回収をお願い！多分 、重症もしくは…致命傷ばかりだと思うから… 急いで！！ 』
「 はい！ 」
チョウジを医療班に預け 、わたしは先を急いだ 。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 412人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yu-ri(プロフ) - この作品とても大好きです！カカシ先生大好きなのでさらに嬉しいです〜〜！更新楽しみにしてます (2018年1月14日 23時) (
レス) id: 768b23628b (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続きまってるよ(^-^)/ (2017年8月28日 15時) (レス) id: 5b325b9c55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：虎々 | 作成日時：2017年8月25日 23時
