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「本日のご予定は、______。」
食事を済ませ、自室で廉から今日の予定というものを聞かされる
『分かったわ』
正直父から与えられた課題を全てこなすのは大変で面倒だけど、これも赤城家に生まれてしまった私の使命だから
文句のひとつ言っている暇があれば行動に移す。
それが私の中の決め事でもある
でもひとつだけ、自分じゃどうしようもないことがあるの。
『ねえ廉』
「はい、なんでしょう」
常に私の斜め後ろを歩く彼に振り向かず声を掛ける
初めて貴方がここへ来た時からずっとずっと
『好きよ』
恋愛的な意味で、貴方が好き。
「俺も、好きやで」
そしてそれは彼も同じ
いつしか私達はお互いに惹かれ合い、恋に落ちていた
廉が関西弁で話し出したと言うことは、執事としてではなくひとりの男として目の前に居る証。
瞬時にオンオフを切り替えることが出来る彼は本当に凄い
ぎゅっと抱き締めてくれる廉の背中に腕を回す
「…A、あんまり無理しすぎたらあかんよ」
『大丈夫。いつもこうやって廉が癒してくれるから』
ふっと微笑んだ彼はそっと唇を重ねる
私は貴方が居れば、何だって頑張れるの
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涼宮美桜 - このお話めっちゃくっちゃ大好きです!これからも更新頑張ってください!応援してます!! (2019年8月9日 8時) (レス) id: 67fa9efd8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:China | 作成日時:2019年7月21日 18時