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冷酷~序章~ ページ2

「ただいま母さん」
「おかえりなさい。あ、そうそう今度の三連休に徹君、来るのよ」
私の母と及川の母は同級生で親友らしく、よく家に来る。
正直、及川は苦手の分類に入る。表現のしようがないが、言うなれば光。なのだろうか?
考え、価値観が合わない人間なのだろう。
少なくとも相容れないのは確かだ。
食事と風呂を済ませ、自室に行く。
アンティーク調で揃えられた家具と初版ばかりの分厚い本達が迎える。
そこは書斎と言ってもいいほどの数の本が棚に収まっている。錬金術などのオカルトからウィリアム・ギブスンや宮沢賢治まで、様々な本がある。
古書店にも近い紙の匂いを吸い深くはきだす。やはり一番落ち着く。
明日にそなえ、早めに眠る。
主将として、人材を見いださなければならない。

常に平等に。


合理的に。









冷酷に。

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るーた(プロフ) - 夢々の過去ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!← あ、月島姉2号だよ← (2015年1月7日 20時) (レス) id: 6976678c13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:湊(夢々) | 作成日時:2014年10月28日 6時

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