７３度 ページ34
「どうじゃー！すごいじゃろぉぉっ！！」
「すごーい！超カッコイイ！！」
「……。」
騒ぐルーシィとマカロフを尻目にAは倒れたララバイの元へ静かに歩み寄った。
まだ浅く呼吸をするララバイを見下ろす。
「……始まりの…魔法を使う、ニーナ……スカイローズの…古き子。」
「…ええ。私の先祖古くにニーナスカイローズはいる。」
「必ずその宿命の…大きさに、投げ出したくなる時が、来るだろう。」
「………ゼレフの子、ララバイよ。このスカイローズ卿直々に在るべき元へ還そう。」
そして額にその刀を突き立てた。するとララバイはフワフワとした煙のように消えた。そして刀は呪歌を真っ二つに切り裂いていた。そして刀はAの魔力によってパキパキと音を立てて燃え上がった。
「…ゼレフ……、」
「ぬああああっ！！定例会の会場が…粉々 じゃ！！！」
「！」
マカロフの声に現実世界に引き戻されたAは定例会場を見た。すると瓦礫となった定例会場が目に飛び込んできた。
マスター達はビックリし過ぎて開いた口が塞がらない状態だった。
「ま‥まぁ、Aに頼めばすぐに…、」
マカロフとその他全員がAを見た。
「私は別に大丈夫。壊したの私のようなものだしね。」
「直せばいいって問題じゃないだろ！！！」
「ははっ！！見事にぶっこわれちまったなァ。」
ノー天気に笑うナツと怒鳴るマスター達。Aは眉を八の字にして笑った。
「捕まえろーーっ！！」
「おし、まかせとけ！」
「おまえは捕まる側だー！！」
「マスター、申し訳ありません…顔をつぶしてしまって…。」
「いーのいーの。どうせ、もう呼ばれないでしょ？」
「(どーせ直すのに逃げるのか…)はぁ。」
「なんかAがやさぐれてるよ。」
「ほっといてやれ…ハッピー……、」
ため息をつき俯くAを見てグレイとハッピーがこんな会話をしていたのをAは知らない。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーキャラ
セイジュ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 298人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「逆ハー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海姫(プロフ) - ウェンディさん» ありがとぉぉぉぉぉおおおおおおございます。私とぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおっても嬉しいです。笑 (2015年12月2日 1時) (
レス) id: d87b6866b9 (このIDを非表示/違反報告)
ウェンディ - とぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっても面白いです！完全にハマりました(*^◯^*) (2015年8月13日 17時) (レス) id: 0edb64df0f (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 三日月さん» 自分で読んでみて７１度のスカイフェレナをスカイローズに直しました！御指摘ありがとうございます！ (2014年6月20日 23時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 三日月さん» ありがとうございます！ちなみにどこがスカイフェレナになってましたか！？ (2014年6月20日 22時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - わかりました！最新がんばってください＾＾ (2014年6月20日 19時) (レス) id: 5ac51fa3c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海姫 | 作成日時：2013年11月9日 22時
