６度 ページ10
ピタリと止まり動かなくなる。ケンカも全て静かに終わりを迎えた。
ミラはニコリとその巨人に笑いかける。
「あら、いたんですか？総長(ﾏｽﾀｰ)」
「総長(ﾏｽﾀｰ)！！？」
ミラの穏やかな声、言葉にルーシィは驚きを隠せない。誰か説明してくれ。と言った顔をしていた。
だが後ろにいる巨人(ﾏｽﾀｰ)に気がつかないナツは喜びに顔を緩ませAの方を向いて喜びに満ちた顔で見た。
「がっはっは！！情けねぇな！見たかA！この勝負俺の勝
グシャッ
ぴっ！」
ナツのセリフ途中でうるさいと言わんばかりにマスターことマカロフはナツを踏んだ。
…あれはきっとわざとじゃないと思う。
Aも苦笑いしてナツに「大丈夫？」と声をかけた。
「む、新入りかね。」
「は…はいっ……。」
マカロフがルーシィに気がつき声をかけた。だがそれは逆効果。パクパクと口を鯉のように開き、目は白目になっていた。
「おじいちゃん。びっくりしちゃってるから元に戻ってね？」
「え！？おじいちゃん！？」
「うむ。そうじゃな。」
ルーシィの台詞に一々反応していると話が進まないと思い、Aはニッコリ笑って話を流す。対するマカロフは、ぷんぷんぷんと音を立ててみるみる小さくなる。ルーシィはそのことに「えーー！！？」っと声をあげた。
結果マカロフはルーシィの膝下ほど小さくなっていた。そして驚愕しているルーシィには気に求めず右手をあげ笑った。
「よろしくネ！…とぅ！」
そして新人(ﾙｰｼｨ)がいるからかいいところを見せようとしたらしくバク転しながら二階の手摺りに乗ろうとした、が見事に失敗。後頭部を思いっきりぶつけていた。その瞬間微妙な空気がギルドに漂う。
だがそんな事実はなかったかのように話は進む。
「まーたやってくれたのぅ貴様等。見よ、評議会から送られてきたこの文書の量を…！」
「(評議会！？魔導士ギルドを束ねてる期間じゃない！)」
「そう。その魔導士ギルドを束ねてるエラ〜い機関もこの天下の妖精の尻尾(ﾌｪｱﾘｰﾃｲﾙ)には困ってるみたい。」
「へー…さすがっていうか……って心読まないでください！！どーやって読んだんですか！？」
いつの間にかルーシィの心の声に答えていたAにルーシィは目を点にする。そして少しオドオドしながら話しかける。
「ん？それは内緒。」
「え…、」
パチンとウインクしながら笑うAはとても可愛かったがルーシィは何故か恐怖を感じた。
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- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
ナツのマフラー
ラッキーソング
恋焦がれて見た夢 絢香
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赤音 - 真顔から笑顔になれるんだすげぇwwwあ、あとキャラクターのセリフの前にいっている人の名前をかいてぐさるとありがたいです！！私はバカなもので人一人のセリフ覚えれないんです…… (2015年8月15日 12時) (
レス) id: a4efc12e17 (このIDを非表示/違反報告)
ウェンディ - とっても面白いです！小説頑張ってください！ (2015年8月13日 16時) (レス) id: 0edb64df0f (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 水@さん» 真顔、から笑顔です！！確かに言われてみれば謎ですね、失礼しました！！ (2015年5月19日 0時) (レス) id: b9de7aef37 (このIDを非表示/違反報告)
水@ - 極度の鈍感で「付き合って」というと真顔で「いいよ！どこに行くの？」にニコリと笑う。…な ん で す と！？真顔で笑えるのですかっ！？それとも真顔から笑顔になるんですか？…長文失礼。この作品面白いですねっ！ (2015年5月17日 23時) (レス) id: 8f6e1d2a85 (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - ユキノさん» ユキノさん！ ご指摘ありがとうございます。これからも、何かあればよろしくお願いします！ (2015年3月24日 9時) (レス) id: b9de7aef37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海姫 | 作成日時：2013年9月26日 18時
