５度 ページ9
「二人とも！そろそろケンカ…わぁ！」
ナツとグレイのケンカを止めようとAが１歩踏み出すと急に浮遊感を感じて近くにあったものにしがみついた。
「やぁA大丈夫かい？」
「ロキ！」
「今日のAは少し積極的だね。僕に惚れちゃった？」
「え…。」
気がつけばロキはAを横抱き…、つまりお姫様抱っこをしていた。
さらによく見ればAは浮遊感に驚き近くのものにしがみついたのだが、結果ロキを首に手を回している状態になりとても顔が近くなっていてAは顔を赤く染める。
「あっ…ごめんねロキ！」
「全然！そんなAも可愛いよ。どこか遠くに２人で行っちゃおうか？」
「「てめぇ抜けがけしてんじゃねぇ！！」」
「おっと、」
うっとりするような甘い言葉を囁くロキの前にナツとグレイが立ちふさがった。
それを避けるとナツとグレイはぎゃあぎゃあと
騒ぎ始める。ロキはハァとため息をはいてAを下ろした。
「ごめんねA。この続きはまた今度にしようか。」
「う…うん。」
続きがまだあったんだ…。なんて思ったがそこは聞かないことにしようと決めてヒラリと手を振った。
ロキはニコリと笑ったAに満足したらしくそれだけいうとケンカに混ざってきてしまった。
「男は拳でーーーーーーーーーーーーー！！」
「「邪魔だっての！！」」
「おうっふ！！」
「エルフマンご愁傷様です…。」
もはや収集がつかない。Aはとりあえずナツとグレイによって殴り飛ばされたエルフマンに呑気に両手を合わせていた。
そしてそんなAの耳にキレたカナの声が聞こえた。
「あんたらいい加減に……しなさいよ！！」
「アッタマきた！！」
「ぬぉぉおおおおおお！！！！」
「困った奴らだ…。」
「かかってこい！！」
「みんな！それ以上はダメ！！」
みんなは魔法を使おうとする。Aは焦って声を上げた。
実はAは総長(ﾏｽﾀｰ)がいない間のギルドを頼まれていたのだ。その間にケンカでケガなど笑えない。
Aの笑顔が引き攣る。ミラもその様子を見て冷や汗を流す。
「これはちょっとマズイわね…(Aが…)。」
「調子ってんじゃ………、あ。」
Aは天井を見上げて何かに気がついたらしくホッと息をはいた。ルーシィはAの見た先を見る。
そしてそこには、
「やめんかバカタレッ！！！」
「「「！！！」」」
そこには巨人がいた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
ナツのマフラー
ラッキーソング
恋焦がれて見た夢 絢香
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赤音 - 真顔から笑顔になれるんだすげぇwwwあ、あとキャラクターのセリフの前にいっている人の名前をかいてぐさるとありがたいです！！私はバカなもので人一人のセリフ覚えれないんです…… (2015年8月15日 12時) (
レス) id: a4efc12e17 (このIDを非表示/違反報告)
ウェンディ - とっても面白いです！小説頑張ってください！ (2015年8月13日 16時) (レス) id: 0edb64df0f (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 水@さん» 真顔、から笑顔です！！確かに言われてみれば謎ですね、失礼しました！！ (2015年5月19日 0時) (レス) id: b9de7aef37 (このIDを非表示/違反報告)
水@ - 極度の鈍感で「付き合って」というと真顔で「いいよ！どこに行くの？」にニコリと笑う。…な ん で す と！？真顔で笑えるのですかっ！？それとも真顔から笑顔になるんですか？…長文失礼。この作品面白いですねっ！ (2015年5月17日 23時) (レス) id: 8f6e1d2a85 (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - ユキノさん» ユキノさん！ ご指摘ありがとうございます。これからも、何かあればよろしくお願いします！ (2015年3月24日 9時) (レス) id: b9de7aef37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海姫 | 作成日時：2013年9月26日 18時
