４０度 ページ46
翌日エルザに頼まれたナツとグレイはマグノリア駅に着くなり睨み合っていた。
「何でエルザみてーなバケモンがオレたちの力を借りてえんだよ」
「知らねーよ。つーか“助け”ならオレとAで十分なんだよ！」
そして二人はとうとう手足が出る。
「じゃあオマエ一人で行けよっ！オレとAは帰る！！」
ボコ ドカ バキ！
「Aは俺と残るんだよ！」
「いや俺と帰るんだ！」
ドゴ バキ ドカ！
二人は周りなど関係なく巻き込んで破壊する。そしてそれを止めたのは…
「迷惑だからやめなさいっ！！！」
ルーシィは困った顔をしながら大声を上げ二人を叱った。その後ろでAも苦笑いしていた。
「もおっ！！アンタたち何でそんなに仲悪いのよぉ」
そこでナツとグレイはポカンとする。
「何しに来たんだよ。」
「頼まれたのよっ！ミラさんに！！」
ナツの言葉にルーシィは怒る。そして呆れた様に言った。
「ミラさんの頼みだから仕方なくついていってあげるのよ。」
「本当は一緒に行きたいんでしょ」
ハッピーはルーシィを見上げながら言うが 「まさかぁ！」それを否定する。
「ミラさんがAの取り合いになって喧嘩になると困るからついていってあげてって言うから」
「ミラらしいね」
Aは微笑みにナツとグレイが少し赤くなったがそれでも尚二人は喧嘩を続ける。
「あ〜あ……めんどくさいなぁ……あ！」
「どーしたのルーシィ？…！」
突然ルーシィはニマっと笑う。Aはその顔にフリーズそして後ろを向き。
「あ！エルザさん！！」
「「！！」」
ルーシィのその言葉でナツとグレイの動きがピタリと止まる。 そのまま肩を組み笑顔を浮かべた 。
「今日も仲良くいってみよー！！！」
「あいさー！！！」
「可哀想に…」
そんな二人にルーシィは大笑いする。Aはもはやここまでくると無意識なんだ ろうなぁと思い憐れんだ。
そしてカバンからペットボトルに入ったオレンジュースを取り出しゴクリとそれを飲んだ。
うん、今日もオレンジュースが美味しい。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
ナツのマフラー
ラッキーソング
恋焦がれて見た夢 絢香
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赤音 - 真顔から笑顔になれるんだすげぇwwwあ、あとキャラクターのセリフの前にいっている人の名前をかいてぐさるとありがたいです！！私はバカなもので人一人のセリフ覚えれないんです…… (2015年8月15日 12時) (
レス) id: a4efc12e17 (このIDを非表示/違反報告)
ウェンディ - とっても面白いです！小説頑張ってください！ (2015年8月13日 16時) (レス) id: 0edb64df0f (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 水@さん» 真顔、から笑顔です！！確かに言われてみれば謎ですね、失礼しました！！ (2015年5月19日 0時) (レス) id: b9de7aef37 (このIDを非表示/違反報告)
水@ - 極度の鈍感で「付き合って」というと真顔で「いいよ！どこに行くの？」にニコリと笑う。…な ん で す と！？真顔で笑えるのですかっ！？それとも真顔から笑顔になるんですか？…長文失礼。この作品面白いですねっ！ (2015年5月17日 23時) (レス) id: 8f6e1d2a85 (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - ユキノさん» ユキノさん！ ご指摘ありがとうございます。これからも、何かあればよろしくお願いします！ (2015年3月24日 9時) (レス) id: b9de7aef37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海姫 | 作成日時：2013年9月26日 18時
