捜査ファイル９ ページ9
「ありませんねぇ…、」
「ねぇな…、」
「ここにはないと思うんだけどなぁ…」
私は持っていた空き箱をポイッと投げながら、キヨさんに声をかける。
キヨさんも同様に持っていた空き箱を投げる。
そして、誰だかわからない第三者。
驚いて声の方を見ると、茶髪のメガネの小柄な男性が立っていた。
「よっす、キヨ。」
「…ヒラか。」
右手を軽く上げてキヨさんに挨拶をするヒラさん？
ヒラさんは苦笑いを浮かべて、私の方に向き直る。
「えっと、初めましてだよね。キヨとフジとこーすけのお友達のヒラです。」
そう言ってにこやかに私に握手を求める。
フレンドリーそうな人だ。
そう思い、私はヒラさんと握手をしようと手を伸ばした。
が、その腕はキヨさんによって叩き落とされた。
「ちょっと、何するんですか。」
「待て。こいつは怪しいぞ。」
そう言うキヨさんの横顔は、まるで獲物を見つけた動物のよう。
楽しそうにペロッと舌を出すキヨさんに思わず身震い。
ヒラさんは焦りの様子はなく、肩をすくめて溜息。
「なんで信じてくれないの？ずっと一緒だったからわかるでしょ？」
「おーい、キヨー？」
そう言ってヒラさんの後ろから顔を出したヒラさん。
「こいつ、警察に突き出すの？」
私的には、どっちが本物なのか見分けがつかなくなってしまった。
でも、キヨさんにはわかるみたい。
楽しそうにケタケタと笑っていた。
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まちおか - プギャー(＾Д＾)ｍ９ (2015年11月27日 15時) (
レス) id: 6f739d278e (このIDを非表示/違反報告)
まちおか - いや (2015年11月27日 15時) (レス) id: 6f739d278e (このIDを非表示/違反報告)
まちおか - お前こそ誰？whatyourname? (2015年11月27日 15時) (レス) id: 6f739d278e (このIDを非表示/違反報告)
まちおか - 二人とも誰だよ (2015年11月27日 15時) (レス) id: 6f739d278e (このIDを非表示/違反報告)
厨二病Ｒ - ねぇねぇ何でもないゆってみただけ (2015年11月27日 15時) (レス) id: 6f739d278e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まちおか
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ko-kinn
作成日時：2015年7月14日 18時
