【実況者】怪盗レトルト参上!! 3品目 【主に平和組】

捜査ファイル４１ ページ41

「それにしても、Aさんってきれいですね。」
「えぇ？そんな事、全然言われません。」


2人で一緒にのんびり話をする。
大丈夫、私が持ってるから盗まれることなんてそうそうない。


「本当、僕の好みにドストライク。」


同僚さんの顔が徐々に近づいてくる。
危機感を感じ、後ろに下がるが後ろは壁。
ドンッと顔の横に手が置かれる。


「どう、壁ドン。」


同僚さんがニコニコと笑う。
私は笑う余裕すらない。

その手から逃れようと、腕の下から抜けようとすると同僚さんに後ろから抱きつかれる。
思わず硬直。


「えっと、あの…？」
「ごめん、でももう我慢できないんだ。」


そう言って、私の腰のあたりをするするっと触ってくる。
その手つきに身をよじらせるが、同僚さんは逃がしてくれなかった。


「本当、早い段階で会う事が出来て良かった。」


なんて、私の耳元で言うから耳に熱が集まる。
思わず、ドンッと同僚さんの体を押してしまう。


「痛いなぁ…。」
「あ、すいません!」


私はなんか怖くなって、同僚さんから逃げるためにフジさんの家を後にするために門を出る。
門を出ると、後ろから人が来る。
同僚さんかと思い身構えたが、後ろに居たのはどこかで見たことのあるような…。


「病院の…」
「あ…」


2人して、動けなくなってしまった。

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