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捜査ファイル32 ページ32

「まさかキヨがこんなに頼りになる日が来るなんて。」


中に入ると、フジさんが客間でのんびりくつろいでいた。
フジさんの言葉を聞いて、キヨさんが顔をしかめて笑う。
あぁ、二日酔いで頭が痛いのだろう。


「そんな二日酔いみたいな感じで大丈夫?」
「俺に不可能なことはない。」


とか言ってドヤ顔をするが、すぐに顔をしかめる。
何なんだよ、めんどくさいなこいつ()


「キヨ、見て!Aさんの顔が怒ってるよ!」
「本当だ!本気で怒ってる!」
「本気と書いて?」
「マジと読む!!!」


キヨさんとフジさんがいえーいとハイタッチをする。
私は思わずイラッとして、キヨさんの長い脚にゲシッと蹴りを入れる。
フジさんは驚いたように目を大きくしたが、楽しそうに笑った。


「キヨさん、気をつけてくださいよ。」
「…わかってる。」


キヨさんはフジさんの反応を見て、怪訝そうな顔をする。
でも、私もフジさんもその顔の意味が分からず首を傾げる。


「俺、あの好きなお菓子食べたいんだけど。」


フジ持ってきてくれない?なんていうキヨさん。
こんな時に呑気だな、なんて思ってるとフジさんが申し訳なさそうに一言。


「ごめん、それ昨日俺食べちゃった…」
「はぁ!?お前、あのお菓子嫌いだろ!!?」


そう言うと、フジさんは苦笑い。


「キヨが食べてるの見てたら食べてみたくなっちゃって…。」


フジさんって不思議な人だな…なんて。

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まちおか - プギャー(^Д^)m9 (2015年11月27日 15時) (レス) id: 6f739d278e (このIDを非表示/違反報告)
まちおか - いや (2015年11月27日 15時) (レス) id: 6f739d278e (このIDを非表示/違反報告)
まちおか - お前こそ誰?whatyourname? (2015年11月27日 15時) (レス) id: 6f739d278e (このIDを非表示/違反報告)
まちおか - 二人とも誰だよ (2015年11月27日 15時) (レス) id: 6f739d278e (このIDを非表示/違反報告)
厨二病R - ねぇねぇ何でもないゆってみただけ (2015年11月27日 15時) (レス) id: 6f739d278e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まちおか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ko-kinn  
作成日時:2015年7月14日 18時

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