そーさふぁいる36 ページ36
ずごごっ、とストローから流れ込んでくる液体で喉を潤す。
目の前には眉を下げて笑うフジ。
「あーぁ、せっかくのお高めの飲み物なのにそんなに大量に飲んじゃって…」
「まあまあ、キヨもイライラしてるんだよ。」
高級車に乗ってたのがフジだとわかった瞬間に高級車を蹴ろうとしたらフジが急いで止めに来たから叶わなかった。
とりあえず場所を移動して俺、こーすけ、フジ、そして高級車に一緒に乗っていたヒラの4人でちょっとお高めのコーヒー店に入っている。
アブさんも一緒にどうか聞いたが気になることがあるらしいから別行動だ。
「んで、なんであんなところにいたの?」
フジが切り替えるように腕を組んで俺達に聞いてくる。
俺は少し考えてから一言にまとめた。
「A救出大作戦失敗してた。」
「なにそれ詳しく。」
ずごごと既に中身がなくなったカップからストローで音をたてる。
フジの焦ったような顔を眺めながらストローを噛んでいると隣にいるこーすけからやめろと言われる。
噛むのをやめてフジの顔を見て言うか言わないか迷う。
「んんんっ!はやく言ってよ!気になるじゃん!!」
「いや、なんかフジに言うの嫌だから。」
「なんで!Aちゃんのこと俺無関係じゃないじゃん!!」
黙ってるとうるさいと判断して俺はさっきまでのことを雑に伝えることにした。
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七瀬。(プロフ) - すごく面白いです( ;__;)更新待ってます! (2020年4月19日 2時) (レス) id: 63bc0d8925 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - 更新待ってました!ありがとうございます! (2019年11月10日 19時) (レス) id: 24d7937625 (このIDを非表示/違反報告)
ずんずん人間 - 更新ありがとうございます!これからも頑張ってください! (2019年11月10日 18時) (レス) id: e3d1b187df (このIDを非表示/違反報告)
ハル - この作品本当に好きです (2019年10月14日 16時) (レス) id: d53fe340fe (このIDを非表示/違反報告)
乱麻(プロフ) - 更新待ってました、、有難う御座います、、 (2018年7月29日 16時) (レス) id: 57c8df0593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まちおか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ko-kinn
作成日時:2016年5月15日 1時