17 体温 ページ18
ジェシーside
先生の運転するバイクの後ろに乗り、細い先生の腰に手を回して背中に密着する。
先生の笑顔を見て、先生の背中から伝わる微かな体温を感じただけなのに、胸がやたらとざわついてうるさかった。
暫くして俺が探した「誰も居なさそうな海」に到着。
ホントに人気が少なくてビックリした。
犬の散歩をしてる人くらい。
バイクを止めて、海岸に降りると俺は走り出した。
ジ「先生！！早く！早く！」
先生は何も言わずに俺の後ろに着いてきたから、
無理矢理、手を繋いで走り出した。
優「おい！！」
ジ「AHAHA〜！！波打ち際まで行こう！！」
靴を脱ぎ、寄せては返す波打ち際で、濡れないように行ったり来たりを繰り返す。
わあわあ騒ぎながらひとしきりあそんでいたら
優「冷たっ！」
そう言って砂に足を取られた先生がふらついたから、慌てて支えた。
優「・・・ごめん・・・ありがと・・・」
思わずそのまま抱きしめたくなったけど、ふと昨晩のあの男との場面を思い出して躊躇した。
しばらく遊んで疲れた俺達はそこら辺にあった流木の上に横並びになって座り海を眺める。
心地良い風が頬を撫でた。
優「いいね・・・波の音・・・。」
ジ「ですね・・・。」
ジ「・・・誰かと来た事ありますか？海・・・」
優「・・・」
優「・・・あるよ・・・」
ジ「・・昨日の人ですか？」
優「・・昨日の？・・ううん・・・違う・・・」
先生は遠くを見つめていた。
ジ「先生・・『お昼食べに行こっか』」
俺の言葉を遮る様にそう言った先生は俺を真っ直ぐ見つめた。
ジ「・・は・はい・・・」
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櫂(プロフ) - (名前)こーじさん» こーじ様ぁ。私の拙い作品を読んで頂きありがとうございます(//∇//)とても嬉しい〜。こちらの作品は途中自分も辛くなってなかなかお話しが進まなくなった思い出深いものです。これからもこーじ様にハマって頂ける作品を作れたらなぁって思います（≧∇≦） (2022年4月12日 17時) (
レス) id: 71bb51adba (このIDを非表示/違反報告)
(名前)こーじ(プロフ) - 最近、櫂さんの作品を見るのにハマっています‼︎今回の作品を見つけてやっぱり、櫂さんの作品に間違いはないなと思いました。それに、この作品めちゃ泣けました😭😢 (2022年4月11日 23時) (レス) @page34 id: f61fc3e8a4 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - たぬをさん» そんなそんな。たぬを様をメロメロに出来たら本望ですよ(//∇//)これからも振り回せるようにygみたいに筋トレして精進しまーす笑笑(≧∀≦) (2021年4月3日 21時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
たぬを(プロフ) - 嗚呼ああっっ櫂様の作品や櫂様からのコメ返しでメロメロにされてしまう(泣)まるでygのような櫂様に振り回されたいっっ(≧∀≦) (2021年3月28日 20時) (レス) id: 31d9a0f904 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - たぬをさん» とっても嬉しいのです(//∇//)これからもよろしくお願いします(^^)ドロドロは「鵺」の方で発散して行きます！笑。 (2021年3月28日 18時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫂
| 作成日時：2021年1月5日 21時
