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優吾side
ジェシーにムカついて何か言い返したら、近づいて来て俺を担ぎ上げた。
優「このっっ！馬鹿力！！離せっっ！！」
部屋の中に入って、ベッドの上に投げられたせいで頭が少しクリアになる。
優「いったっっ！何すんだよ！」
薄暗い部屋でジェシーの顔はよく見えない。
ジ「・・なんで阿部ちゃんにチューしようとするの・・？」
ジェシーのいつもより低い声だけが聞こえる。
優「だって大好きだもん！」
ジ「・・俺より・・？」
優「ば、馬鹿やろー！！阿部ちゃんの方が付き合い長いんだ！当たり前だろ！」
ジ「・・・」
黙ったままジェシーが俺の上に乗って来て、両手首を抑えつけられた。
優「な、なんだよ！」
俺にキスをしようとしたから咄嗟に顔を横に背けた。
ジ「ゆーご・・」
優「やめっっ・・」
顎を掴まれて再びキスをされそうになったから拘束されていない方の手で思わず頬を叩いてしまった。
優「お前、サイテーだよ！！」
俺、お前のなんなんだよっ！！」
いきなり抱き締めたりキスしたりして来てさ！
そんなんする前にちゃんと言う事ない？
からかってんの？
ただそういう事がしたいだけ？
俺男なのにさ！
俺の事、もて遊んでるの？
いつも綺麗な女の人達に告白されててさ！
嬉しそうにしてるくせに！
俺なんか、からかうのやめろよ！！」
ジ「ゆーご・・・」
俺の顔面は涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっていた。
かっこワル・・・
そして酒で緩んだ口は止まらなかった。
とうとう心の中にしまっていた本音が口を突いてポロリと出てしまった。
優「んっ・・う・・。俺さ・・・。俺・・俺はジェシーの事が好きなのに・・ひどいよ」
ジ「！！」
優「でもジェシーは違うんでしょ・・・」
ジ「・・。」
優「やっぱり違うんだ」
ジ「ちがう！そうじゃないんだ！！」
ジ「俺だって俺だって・・・」
優「何？」
ジ「俺はゆーごの事・・・」
眉毛を八の字に下げて困っているジェシー。
ほら。好きって言葉も出てこない。
やっぱりからかってんじゃん！！
俺の事なんか何とも思ってないんじゃん
優「もういい・・・」
ジ「ゆーご、・・・」
優「もういい！！！」
俺は弾けるように起き上がって、ジェシーを突き飛ばし、部屋を勢いよく飛び出した。
ジ「ゆーご！！！」
樹達が部屋の前でびっくりした顔で横たわっていたけど、そんなの構ってられなくて裸足で家を飛び出した。
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櫂(プロフ) - まるさん» まる様！！ありがとうございます！そんな風に言って頂けて感無量です(≧∀≦)また新しい作品を作るパワー頂きました！ありがとうございます(^^) (2020年11月30日 15時) (
レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
まる - ボロ泣きしてしまいました…めちゃくちゃ感動しました！(´；ω；｀)すばらしい作品をどうもありがとうございました！ (2020年11月30日 14時) (レス) id: 6e45c6f829 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - sailさん» sailさぁーん！ありがとうございます！1番最後に書き始めた作品なのに1番早く終わっちゃいましたね笑。結末がもうハッピーエンドしか見えてなかったので(≧∀≦)sailさんに胸キュンって言って頂いて楽しんでもらえたらもう感無量です(//∇//) (2020年11月16日 1時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
sail(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！可愛いワンコjsに前世の悲恋、kcくんの悲しい過去など、毎回ドキドキハラハラさせられました。二人がついに結ばれてよかったです…指輪がもう胸キュンでした（ ; ; ）心温まる素敵なお話をありがとうございました！ (2020年11月15日 23時) (レス) id: 453335a42f (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - 佐倉弥さん» 佐倉さんの作品もとても楽しみにしてます。また読み返したりして楽しんでるんですよ(//∇//)今後も残りの作品、頑張って更新して行こうとおもっておりますのでよろしくお願いします！！！長くなってしまってすみません！ (2020年11月15日 21時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫂
| 作成日時：2020年10月10日 9時
