1 じゅりゆご ページ9
高「じゅり、もうちょっとこっち寄りなよ。肩びちょびちょだよ。」
雨の中、ヤロー2人で一本の傘に入って帰る道。
突然の雨に、傘を持っていた俺は、傘を持っていないこーちに声を掛けて帰る事にした。
でもなんとなく密着は出来なくて、お互いの片方の肩はびちょびちょになっていた。
高「じゅりが傘持って来たんだから、じゅりが傘さしなよ。俺はいーよ。」
樹「いやいや、そういう訳にはいかんべ」
高「・・・じゃーさ」
こーちがいたずらっぽく俺を見る。こーちの言わんとしている事を察して俺はニヤっと笑った。
樹「だな」
持っていた傘を天高く放り投げ、雨の中2人で走り出した。
高・樹『濡れて帰ろーぜ!!!』
「冷てー」ヒャヒャヒャーと大笑いしながら、ばちゃばちゃと水しぶきを上げて走り回る。
お互いの背中に飛び乗ったり、飛び蹴りしたり、わざと水溜りに入ったりして、小学生よりたちが悪い。
でもこんな事が楽しくておかしくて仕方なかった。
俺とこーちはいつもこんな感じで、2人でいる事が当たり前だと思ってた。
俺のこーちに対する思いを伝えなければだけど・・・
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櫂(プロフ) - ヨッシーさん» ヨッシーさん!コメントありがとうございます!作品読んで頂いてありがとうございます!とっても嬉しいです(^^)さて、ここでは詳しくは言えませんがヨッシーさんが18歳以上であれば、「設定」の1番下の方の設定を変えて頂ければ「手紙2」もよんで頂けると思いますよ。 (2020年9月17日 7時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - 櫂様へ はじめまして、こんばんは!いつも素敵な作品を読ませていただいておりますm(__)m『手紙2 〜君への想い〜』はR指定なのですよね?どうしたら読む事が出来るのか教えていただけたら嬉しいです!是非宜しくお願い致しますm(__)m (2020年9月16日 23時) (レス) id: c200c5a351 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - ventさん» ventさん、暖かいコメントありがとうございます!私の拙い作品を読んで頂いて本当に嬉しいです!手紙は1番初めに書いた作品で読み返すと至らない点もあるのですが今回どうしても続きを書きたくなってしまいました。楽しんで頂けたら幸いです。今後も更新頑張りますね! (2020年8月5日 1時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
vent(プロフ) - その後を読むことができて嬉しいです。緋色の月、ひまわりも読ませていただいており日々癒されております!櫂さんの書かれる少し切なくもある暖かい文章が大好きです。更新楽しみにしております!蒸し暑く過ごしにくい時期ですがご自愛くださいませ。 (2020年8月4日 23時) (レス) id: 2876756369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫂 | 作成日時:2020年6月19日 2時