1 ジェシゆご 花火 ページ47
優吾side
ジェシーが帰って来た翌日。
優「ジェス！！花火残ってるからやろ！！」
ジェシーが撮影の為に出発した日、樹に誘われて海へ行って花火をしたんだけど、
樹「ジェシー帰って来たらやれば」
て言われて、渡された花火が残ってたのを思い出した。
手持ち花火ばっかりだったけど結構な本数がある。
ジ「やるやる〜。わー！いっぱいある！」
優「樹がくれたんだ。ジェシーが帰って来たらやりなって」
ジ「・・樹ていい奴だよな・・・」
優「ね」
庭に出て花火用のろうそく缶に火を点ける。
ろうそくから花火に火をつけて、2人でじっとその花火を見た。
ジ「今回さ、その・・・。迷惑掛けてごめんね。」
優「はは。マネージャーさんから電話掛かって来た時はビックリしたけどね。その後こっちに来れない？って言われた時は更にビックリしたけど笑笑。
でもまぁ、こっちで心配してるより、ジェシーの顔見て安心出来たから。無事だったし、それに撮影とか面白かったからさ。」
ジ「うん・・・」
優「なんだよ！そんな顔して！また落ち込んじゃうの？せっかくなんだから花火楽しもうぜ！」
ジ「AHAHAHA。そうだね」
優「急にその笑い？ふふ。変なジェシー。」
花火を持ってくるくる回したり、追っかけっこしたり(良い子はマネしないでね)動画を撮ったりして楽しんだ。
優「最後はやっぱり線香花火だな」
ジ「DAHAHA。いーねー。好きよ俺も」
線香花火に火を点ける。
優「これから忙しくなりそうだな」
ジ「んー。どうかな」
優「モデルは続けたいの？」
ジ「まだわからないなぁ。なんかあれよあれよという間に仕事が決まっちゃって、考える前に流されちゃってる感じがするからさ・・・」
優「そっか。ジェシーのやりたい事、早く見つかるといいね。
でも、どちらにせよジェシーは俺の自慢の弟だよ。
何でも出来ちゃうしさ。」
ジ「弟？」
ジェシーは俺の言葉にすぐ言葉をかぶせるように言ってきた。
優「？・・・おと・う・と・・だよ？」
普段とちがうジェシーの声色に少しビックリして、遠慮気味に返事をした。
ジェシーは俺を真っ直ぐ見つめている。
ジジジと言って線香花火の先端がポトっと地面に落ちた音がやけに大きく聞こえた。
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櫂(プロフ) - ヨッシーさん» ヨッシーさん！コメントありがとうございます！作品読んで頂いてありがとうございます！とっても嬉しいです(^^)さて、ここでは詳しくは言えませんがヨッシーさんが18歳以上であれば、「設定」の1番下の方の設定を変えて頂ければ「手紙2」もよんで頂けると思いますよ。 (2020年9月17日 7時) (
レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - 櫂様へ はじめまして、こんばんは！いつも素敵な作品を読ませていただいておりますm(__)m『手紙2 〜君への想い〜』はR指定なのですよね？どうしたら読む事が出来るのか教えていただけたら嬉しいです！是非宜しくお願い致しますm(__)m (2020年9月16日 23時) (レス) id: c200c5a351 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - ventさん» ventさん、暖かいコメントありがとうございます！私の拙い作品を読んで頂いて本当に嬉しいです！手紙は1番初めに書いた作品で読み返すと至らない点もあるのですが今回どうしても続きを書きたくなってしまいました。楽しんで頂けたら幸いです。今後も更新頑張りますね！ (2020年8月5日 1時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
vent(プロフ) - その後を読むことができて嬉しいです。緋色の月、ひまわりも読ませていただいており日々癒されております！櫂さんの書かれる少し切なくもある暖かい文章が大好きです。更新楽しみにしております！蒸し暑く過ごしにくい時期ですがご自愛くださいませ。 (2020年8月4日 23時) (レス) id: 2876756369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫂
| 作成日時：2020年6月19日 2時
