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*episode SかMか* ページ30

__翌朝。

慣れ始めてきた人の温もりを感じながら目を開けると、マットレスに手をつきながら天井を見上げるAが視界に入った。

おはよ、と声をかけると気怠げな声でオウム返しをされる。はあ、と深く息を吐き、Aが腰を摩った。

「あ"〜、しんどい・・・・」
「そりゃあ二日連続であんな激しいことしたらそうなるだろ」
「その連日の“激しいこと”の主導権を握ってたのはどこの誰かな」
「お前だろ」
「殴るよ?」

僅かに上がっている目尻の辺りを朱に染め、Aがふいっとそっぽを向く。隠してあるその胸元には赤い華が幾つか咲いていた。

どうやら学校に行くだけの気力が無いらしく、再びベッドへと倒れ込むようにして寝っ転がる。恐らく連日の寝不足がたたったのだろう。

「快斗は、行くの?学校」
「いや、休む。姫は随分とお疲れの様だしな」
「・・・・うっさい」

う、と呻いて再び腰を摩るAに苦笑する。体勢的に自分自身はあまり身体にダメージが無かったが、どうやらその分がこいつに来た様だ。

背後からAの身体に腕を回し、ぎゅっと抱きしめてから顔を埋める。鼻を擽るのは、何となく落ち着くAの香り。

「ん、どうしたの?」
「折角二人きりなんだから、充電させて」
「昨日も一昨日も散々充電した癖に・・・・」

呆れたように言いながらも口元を綻ばせる
Aの顔は何処か嬉しそうだ。肩に歯を立てて歯形を付ければ、紅い顔で抗議する。

「おやすみ」
「おやすみ・・・・んっ」

カーテンを閉め、お互いの舌を絡める。ぷは、とお互いの顔が離れ、乱れたAの呼吸。
抱き合う様にして見上げて「もっと」と儚い声で求められるが、「身体が持たねぇだろ」と頭を撫でて笑った。

*episode ピンポーン*→←*episode 妖艶なる猛獣* ※微あり



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シルビア@快斗君神推し(プロフ) - 五十鈴さん» いえいえ、コメント嬉しかったです!笑 (2018年7月18日 20時) (レス) id: 6380122d07 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴 - あ、今引きました?(汗) (2018年7月18日 19時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
シルビア@快斗君神推し(プロフ) - 五十鈴さん» 本当ですか(汗)読んで下さってありがとうございます! (2018年7月16日 19時) (レス) id: 6380122d07 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴 - あ、ぁぁ、中、破しました (2018年7月16日 19時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
シルビア@快斗君神推し(プロフ) - クリスさん» ありがとうございます!できる限り甘々に出来るよう頑張りますね(^^♪ (2018年7月9日 20時) (レス) id: 6380122d07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Silvia | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年6月4日 22時

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