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*episode 罰ゲーム* ページ28

「相変わらず旦那と仲良いねぇ・・・・良いなあ、彼氏持ちは」
「ちょっと恵子!だ、旦那なんかじゃ・・・・!」
「まーたそんなこと言っちゃって」

このこのぉ、と幼馴染の恵子が肘で私をつつく。男子とじゃれていた快斗と一瞬目が合い、頬が熱を帯びていくのを感じながら目を逸らした。

「やっぱり忙しいの?探偵の仕事」
「うん、まあね。・・・・あ、白馬君、これ杏奈から預かってきたからあげる」
「あ、どうもありがとうございます」

いつから後ろに居たのか、壁に背を預けて天井を見上げていた白馬君にメモを渡す。書いてあるのは杏奈の電番とメールアドレスだった。

いつもの様に余裕ぶった表情で振舞っていた彼だったが、ほんの一瞬頬を赤らめたことを私は見逃さなかった。

「っしゃあ!」

一人の男子の声に、周りにいた男子がわあっと歓声をあげる。違和感を覚えた瞬間、快斗が視線を斜め下に向けて頬を淡く染めた。

「マ、マジでやんのかよ・・・・?」
「当たり前だろ?ほら黒羽、早く!」
「い、一回だけだからな!」

頬を紅潮させた快斗がこちらに歩み寄り、小さく「悪いな」と呟いてから私の両頬に手を添えた。顔に掛かる快斗の吐息。

「か、快斗・・・・んっ!」

ちゅ、と軽く唇を塞がれる。きゃあきゃあと女子が黄色い声をあげ、顔を赤らめた。

すぐに顔が離れ、快斗が私の頭を撫でる。視線が合った瞬間、何かの火がついたように頬を淡い桜色に染めた。

「こ、これで良いだろ!・・・・悪いA、続きは放課後、家でな」
「え、えーっと?」

耳元で囁かれ、状況をいまいち呑み込めずに固まっていると、男子が次々と快斗に飛びかかる。はにかみながらもそれに応戦する快斗に、思わず笑みをこぼした。

__
えっと、アンケートの結果ピンク色が一位、温泉旅館が二位となっていました。

「ピンク色」だと具体的なシチュエーションが無いため、合体させていただきたいなぁと……

この作品にそろそろその要素を入れていきたいと思うので、その部分がある話はタイトルに「※」のマークをつけたいと思います。

では暫しの間、お待ちいただけると幸いです*

*episode 妖艶なる猛獣* ※微あり→←*episode 余韻*



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シルビア@快斗君神推し(プロフ) - 五十鈴さん» いえいえ、コメント嬉しかったです!笑 (2018年7月18日 20時) (レス) id: 6380122d07 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴 - あ、今引きました?(汗) (2018年7月18日 19時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
シルビア@快斗君神推し(プロフ) - 五十鈴さん» 本当ですか(汗)読んで下さってありがとうございます! (2018年7月16日 19時) (レス) id: 6380122d07 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴 - あ、ぁぁ、中、破しました (2018年7月16日 19時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
シルビア@快斗君神推し(プロフ) - クリスさん» ありがとうございます!できる限り甘々に出来るよう頑張りますね(^^♪ (2018年7月9日 20時) (レス) id: 6380122d07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Silvia | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年6月4日 22時

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