Murder time!!!!!【UndertaleAU】 (ページ13)

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Participation ページ13

Mサンズ side

あれからAは、「とりあえずナイトメアに従ってくれ。何かあれば私がすぐに対処する」と言って俺達を元居た場所に返してくれた。

「…俺達も弱くなったよな。」
ふとそう口からこぼれる。

Hサンズ「…もともと弱かったんだろ。」
そんなホラーの返事に、俺は思わず目を見開く。

Hサンズ「この世界に、俺たちの知らないことは多すぎた。…誰も気づくわけがないだろうよ。
“他の選択をした自分のいる世界”が並行的に存在して、それを守ったり破壊する存在がいる……なんてな。」

そう言い切って、ホラーは愛用の斧を床にたたきつけた。金属が床とこすれあって火花が散る。

「……そりゃあ…そう、だな。」

核心を突くホラーの発言になんだか脱力感を感じて、俺は胡坐をかいたまま床に倒れこんだ。

横ではキラーが呑気に寝息を立てている。

「…………帰りたくねぇな……。」

無意識にこぼれたそんな言葉に、ホラーは反応しなかった。
…いや、反応しないふりをしていた。

Nサンズ「なんだ？三匹してふて寝か？まったく、困った野郎共だな。」

その声に思わず飛び起きた。

「ナ、イトメア…………。」
Nサンズ「判断はついたか？……わざわざAにまで聞いて、そんなに悩むことかよ？」

サラッとAの名前を口にされて、一瞬驚いた。……が、なんでも見抜くような奴なんだともう知っていたため、その驚きはため息となって俺の口から漏れ出る形となった。

「……ああ、乗ってやるよ。Aだってそういってたからな。」

俺がそう言ってやると、ナイトメアは「それでいい」とご満悦そうに顔をほころばせた。

その時、まだ寝たふりをしていたキラーが小さく舌打ちをしたことに、俺たちは気づいていなかった。