Murder time!!!!!【UndertaleAU】 (ページ1)

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Ending？ページ1

MSans side

かつてキャラやフリスクがしていた笑い声が響きわたったのを感じた。

『ここでおわりだとおもったか？』
一体全体どういうつもりなんだ。

声を出そうとした。身動きも取ろうとした。
完全な金縛りになっていた。抵抗が全くできない。

………本気で、どういうつもりなんだ。

誰がこんなことを。

？？「…誰がこんなことを。って、考えてるよな。」

ぞわりと寒気がした。

その声はまるで俺の声をボイスチェンジャーで変換してそのまま流したような……奇妙な声だった。

？？「…誰が変な声だって？」

完全に思考を読まれていた。

目を閉じたまま身動きがとれないため、聴覚と嗅覚に頼るしかない。そのまま、耳を澄ませた。

ｼﾞｭﾙ…………ﾎﾟﾀｯ…ﾎﾟﾀｯ………ｼﾞｭﾙ……

粘り気のある液体が床と擦れたりこぼれ落ちたりする音。
今までで聞いたことがない。気味が悪すぎる。

？？「インクの奴も、余計な世界作らせやがって…感情もねぇくせに訴えかけるような口叩いてんじゃ、救いようがないな。へへっ。」

インク………ink!Sansのことか？
なぜ、奴の名を知っている。

こいつは一体…。

その時、頬骨に何かヒヤリとするものが触れた。
？？「………いい感情持ってんじゃん。」

刹那、何かを吸い取られるような感覚に陥る。

なんだ、なんだなんだなんだ。
とにかく恐怖を感じた。

？？「あっは、みるみるうちに飲まれてんじゃん。このままだと消えちまうぞ、アンタ。」

頬骨に触れたものはスルスルと体を伝って全身を撫で回した。
その度、何かが体から抜けてゆく。
意識がだんだんと遠のいた。

まずい、落ちる………。

？？「……ここらでやめといてやる。」

奴が吐き捨てるようにそういった瞬間、頬骨に触れていたものは離され、意識が戻った。

何が、起こった…

？？「…俺は、Nightmare!Sans。
良かったな、俺の気まぐれが今日はアンタに当たったぜ。おめでとう。」

勝手に奴は自己紹介をした。
…ナイトメア？………それよりサンズ、って言ったか？

また、別のAlternate Universeからサンズが来たっていうのか？

こんな質問にナイトメアが答えるはずもなく、ただククククッというナイトメアの笑い声が響き続けた。