海 底 学 校 【テニプリ/立海】

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家に帰り、再び携帯を開く。さっき呟いたばかりの呟きに、多くのコメントが届いていた。



『やっぱそれ海底学校だって！』



『イケメンと話すとかなにしてんのおま』



『ほっぺちゅーとか貴様もリア充に仲間入りしたのか……』



『ほっぺちゅーされて気ぃ失うとかウブすぎワロタ』



『でもあんま深入りしない方がいんでね？』



｢……え、｣



コメントのなかで、一際Aの目を引いたもの。



それは、Aも聞いたことがない。海底学校の噂の、続きの部分。



『オカ板の話だからわからんけど、海底学校の話には続きがあるんだと。８人のイケメンいるっつってたじゃん。その子たちは、昔水害で死んだ子たちなんだって。→』




『でも、みんな自分が死んだって信じたくなくって、いろんな人間を自分たちのところへ呼んでは、こっちの世界から連れ去り続けてんだと。→』




『特に君が会ったっていう超絶美人の子には注意だよ。あの子が一番、死んだことを認められずにいるらしいから。』




(幸村くん……だっけ。あの子が……？マジか……)




一瞬、Aの背筋に悪寒が走る。



しかし怖いと思う一方で、Aはどこか、再び彼に会いたいと思っていたのだった。

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