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五「単刀直入に聞くよ。
君は術式を使えるのかな?」



「使えません」



五「だったらどうして、ピンポイントで特級呪霊のいるあの場所にいたんだい?」



「分かりません」



五「………僕の名前は?」



「五条さ………あ、」







ぱっと手で口を覆うも時すでに遅し。
目の前の彼はニヤリと笑う。






五「僕の名前を知っておいて呪術師なんて知りません〜なんて言わないよね〜?」






連れてこられたのは多分彼、五条悟の家。

とりあえず家まで送るからと家の場所を聞かれたが、もちろん答えれるはずもなく。







この状況を説明したところで理解されるわけがないしそもそもこの状況を説明できるほど自分自身で理解が出来ていないため、






今自分に出来ることはとりあえずこの状況から逃れること、だと思った。







その先はどうするか、
なんて今は考える余裕なんてない。







そう思い1人で大丈夫ですのでと歩いていた足を止めるも…







笑みを消さない彼の無言の威圧に負け、
再び足を進めるしかなかった_。









そして今に至る。









五「明らかに何か隠してるのに断固として言わないなんて君はもしかしてスパイか何かかなー?

んー?

今は僕と2人きりだよ、
言わないとどうなるか分かるよね〜?」









ドスン、と音がした。



後ずさった矢先右足が見事に床をつるんと滑り、
身体のバランスが崩れる。





運良く後ろにあったソファに倒れる形になり、
世界が真っ逆さまにひっくりかえった。

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ファニー☆(プロフ) - 初めまして^^タイムスリップものは沢山読んでいますが、とても心あたたまるお話ですね(*´▽`*)一気に続き読みにいってきます!応援しております!!面白いです。ありがとうございます! (2021年1月10日 7時) (レス) id: b49809007e (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - りーたん☆さん» コメントありがとうございます!!ひゃー分かります!私もよく1人でニヤついて、はっと我に返っております^^応援のお言葉ありがとうございます!! (2020年12月28日 2時) (レス) id: bb216bbf6d (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 雪見大福さん» コメントありがとうございます!!ニヤニヤして見ていただけていると聞いてこちらもニヤニヤしちゃいますね^^応援のお言葉ありがとうございます、励みになります! (2020年12月28日 2時) (レス) id: bb216bbf6d (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - めっちゃいいです、めっちゃ!!ニヤニヤ笑ってると、親に怖って言われちゃいました!!とても面白いです!更新頑張って下さい。 (2020年12月27日 20時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - いやぁ…ニヤニヤしてしまう…これからも無理せず頑張ってください (2020年12月27日 17時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひな | 作成日時:2020年12月20日 3時

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