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佰弐拾陸話 ページ11

ーー3日後。






不死川「あーあァ。羨ましい事だぜぇ。なんで俺は上弦に遭遇しねぇのかねぇ。」
伊黒「こればかりはな。遭わない者はとんとない。」



伊黒「甘露寺と時透、その後身体の方はどうだ。」
甘露寺「あっうん!ありがとう随分良くなったよ。」
時透「僕も…。まだ本調子じゃないですけど…。」





……産屋敷邸では緊急柱合会議が開かれていた。





何故かAも呼ばれていた。






悲鳴嶼「これ以上柱が欠ければ鬼殺隊が危うい…。死なずに上弦二体を倒したのは尊いことだ。」
蟲柱「今回のお2人ですが傷の治りが異常に早い。何があったんですか?」
冨岡「その件も含めてお館様からお話があるだろう。」




……会議前の雑談、と言ったところか。





にしても、風柱様は死にたいのだろうか。
「上弦に遭遇したい」なんて。




遭遇しない方がいいのに。←経験論。





不死川「……にしてもなんでテメェがいるんだァ?」
『…………………。』
不死川「無視するとはいい度胸だなァ、オイ。」
『(………うるさ。)』




……血気盛んな柱だ、相変わらず。




柱でもないAがこの場にいる事に疑問を感じた風柱は理由を尋ねようとしたが無視されてしまった。



即座に立ち上がりAの前まで来ると、風柱はポキポキと指を鳴らし始めた。





風柱「テメェ…!ぶっ殺してやんよ!」




……静かに待てないものか。




外に見える水の流れは静かだというのに。




無論完全無視である。





甘露寺「Aちゃん!あの時助けてくれてありがとうね!」
『助けた記憶ありません。』




これまた一蹴したA。




蛇柱・伊黒小芭内から見たら恋柱・甘露寺蜜璃の花のような笑顔はもちろんAには通用しない。




伊黒「(……貴様。)」




蛇柱及び風柱からの視線は厳しくなったが、気にする様子もないAは産屋敷邸の障子から外を眺め続ける。




時透「そういや、あの時Aが飲ませてくれた薬ってなんだったの?」
『……………さあ。』




そう返したAは鎹と戯れ出す。





……鴉の姿で連れて来て良かった。





しつこく食い下がる霞柱だが、Aは一切相手にしなかった。




蟲柱「(…………A。)」

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るい(プロフ) - 望さん» 鬼化ルートとは別に短編集を出すので、鬼化ルート=短編集ではないです。書き方分かりにくかったですね(汗)申し訳ないです。後で修正しておきます! (2020年4月11日 22時) (レス) id: 02d9104630 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 宙さん» 迫ってるむいくんかっこよくないですか?!欲のままに書いてみたんですけど……、気に入っていただけて良かったです!これからもよろしくお願いします! (2020年4月11日 22時) (レス) id: 02d9104630 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - にゃうさん» ホントですか、そう思っていただけて何よりです!これからもよろしくお願いします!返信遅れて申し訳ないです…… (2020年4月11日 22時) (レス) id: 02d9104630 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - むーむさん» 分かりました!甘々な感じになってもよろしいでしょうか…? (2020年4月11日 22時) (レス) id: 02d9104630 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 鬼化ルートは短編集じゃない方がいいです。普通に投稿してください。更新楽しみにしています。 (2020年4月8日 22時) (レス) id: 05ffcd4bcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:魅夜 | 作成日時:2020年3月28日 23時

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