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『…つ、疲れた……。』
部屋に着いた瞬間にバタリと倒れ込む。
調査書には「三級複数と二級4体を確認。」と書いてあったのに、現場に着いたらバリバリ特級がいた。
しかも2体。
物凄い超ギリギリで祓えたものの、体力が残っていない。
おまけに携帯も壊れると言うショック付き。
重い体を引きずってベッドへとたどり着く。
反転術式が使えない私はいつも硝子さんに治して貰っているが、生憎硝子さんは今日お休みらしい。
まあ寝たら治るだろうと思い目蓋を閉じる。
「Aー。いるー?」
扉の向こうから悟さんの声がする。
でも、扉まで行けるだけの余力はもうない。
悟さんには悪いが諦めて帰ってもらおう。
しばらく扉の向こうで悟さんの声がしていたが、帰ったのか、声は聞こえなくなった。
代わりにガチャリ、と何かが開いた音がした。
何の音だろうか。
ガチャリと聞こえたけど…。
……ん?
「ガチャリ」と「聞こえた」????
ガチャリ????
嫌な予感がしてバッと身体を起こし扉の方を見ると
悟「あ、やっぱり居たね。」
『な…、は…え??』
やっ、と手を振る悟さんの姿があった。
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みなみかわ東。(プロフ) - 元カレが伏黒だったことにびっくりして大声を上げました。そして、今カレが五条さんということに目ん玉が飛び出そうでした。面白いです。更新頑張ってください。 (2020年12月30日 21時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
レモンティー - 早々に鼻血ブッぱなして喜びましたグヘヘ(((殴 更新待ってます(^ ^) (2020年12月30日 14時) (レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - 夢主ちゃん大変そうですね、更新頑張ってください! (2020年12月30日 9時) (レス) id: a73b6209c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魅夜 | 作成日時:2020年12月29日 22時