【文豪ストレイドッグス】ほんわか癒し系男子は気分屋で『相談屋』【男主】 (ページ5)

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相談3 中島敦の場合+α ページ5

今日は珍しく二人のお客さんが＿

「あ、あの…奏さんいますか…？」

「おっ…とと…おるんよ～、ん？珍しいんね、お連れさん？」

「あっ、はい！えっと、泉鏡花ちゃん…です」

「俺は奏、好きに呼んでくれて構わんよ、鏡花でいい？」

「構わない、…貴方、苗字は？」

「俺は自分から個人情報を言う主義はないんよ、知りたかったら自分で調べるんね」

「…そう」

「それで、悩みがあるんよね？どうしたん？」

「あ、えっと…それが……いつも皆さんにお世話になっているので何かしたいんですけど…なかなか決まらなくて……」

「敦はいい子なんねぇ…んー…なら、お菓子作ってみるんはどう？キッチン貸すんよ～」

「えっ、良いんですか！？」

「良いんよ、鏡花も一緒に作るん？作るんだったらエプロン二枚用意するんよ～」

「敦が作るなら」

「ふふっ、なら決まりなんね、いろんなお菓子作るのも良いんよ、クッキーとかマフィンとか…材料は沢山あるから心配しなくても良いんよ」

「何から何まで…ありがとうございます！」

「『相談屋』なん、これくらい当然なんよ」

始まったのはまだまだこれから…＿