35.私が守る！by朱莉 ページ40
朱莉side
朱莉「私…財閥の娘だからさ…昔から色々と狙われてたんだよね…。」
湾田「うん。」
朱莉「それでね…一回誘拐されかけた時があったの。」
湾田「は？マジで！？」
朱莉「うん…。その時に助けてくれたのがAなの。」
『あんたらその子を離せ。さもないと……潰すよ？』
湾田「天道らしいセリフだな。」
朱莉「それからAはずっと私を守ってくれた。
私は守られてばかりなの…。
この前の喧嘩だって………足手まといにしかっ……ならなかった……っ。」
私は泣き出してしまった
自分の気持ちをすべて誰かに伝えたのは初めてだったんだ
すると…
湾田が私を抱きしめた
湾田「聞いてやるから全部言え。
お前の気持ちを…」
私は湾田の胸の中で泣きながらすべて伝えた
朱莉「強くならなきゃってっ……思って…っ。
Aをっ…守らなきゃいけないのにっ……！！」
湾田「……うん。」
湾田が抱きしめる力を強めた
朱莉「うぅ……ヒック…。」
湾田「落ち着いたか？」
朱莉「……うん。」
私はあれからずっと泣き続けていた
湾田「お前の気持ちすっげぇよくわかる。
だから…一緒に頑張ろうぜ。」
朱莉「ま、今回はのってあげるわ。」
湾田「ふ……。」
湾田は微かに笑ってからブランコから立ち上がった
湾田「帰るか？」
朱莉「もう少しここにいる。」
湾田「そ。」
と言うとまたブランコに座った
朱莉「……帰るんじゃないの？」
湾田「あ？女1人置いて帰れるかよ。」
朱莉「……ありがと。」
私は小さい声でそういった
湾田「…おぅ。」
湾田には聞こえたようでそう返してきた
今回の事で私は少し湾田に気を惹かれた
………と気づくのはまだ先の事だった
36.久々に学校&作者からのお願い→←34.俺と同じだな…by湾田
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なぽん(プロフ) - 剣城蘭人さん» えぇー。そうなの？身長高いんだ！ (2013年9月1日 20時) (
レス) id: ec5c07e80d (このIDを非表示/違反報告)
剣城蘭人 - なぽんさん» ……実感がないや…私より勝ってる人沢山いるからなぁ、私が人より勝ってるとすればせいぜい身長ぐらいかもww (2013年8月29日 22時) (レス) id: bfbf510563 (このIDを非表示/違反報告)
なぽん(プロフ) - 剣城蘭人さん» それで苦手って………あなたかしこすぎだわ……(･_･; (2013年8月29日 21時) (レス) id: ec5c07e80d (このIDを非表示/違反報告)
剣城蘭人 - なぽんさん» 天城化してるwwうん苦手だって通知表でも4だったしねww (2013年8月29日 21時) (レス) id: bfbf510563 (このIDを非表示/違反報告)
なぽん(プロフ) - 剣城蘭人さん» その点数で苦手だド！？← (2013年8月29日 20時) (レス) id: ec5c07e80d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぽん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ranmasa-/
作成日時：2013年8月17日 14時
