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27 t side ページ27

〜 t side 〜

Aんちに行った翌日、仕事が終わって家に帰ってから、なんだか落ち着かなくて散歩に行くことにした。


また偶然会えないかな、なんて思って公園の前通ったけど、そう上手くはいかなくて。


ちょっとアウトな気もするけど、帰り道だしって言い訳しながら、Aの住むマンションの方へ足を向けた。


マンションの手前まで来ると、見たことのある車が止まっているのが見えた。




横尾さんの車。




え、しかも助手席にいるのAだ。



向こうは俺には気づいていない。




立ち止まって様子を見ていると、
Aから横尾さんに手を伸ばして、そのまま2人が重なった。




明らかにキスをしている2人を前に、俺は一歩も動けなかった。




Aはそのまま車を降りて、横尾さんの車をじっと見つめながら見送ってた。



なんだよ、それ…。



俺が昨日どんな想いで「意識して」なんて言ったか…。



Aにとって、俺ってそんなもんだったの?




それとも、そんなに横尾さんが好きになっちゃった?




そのまま、モヤモヤした気持ちを吹き飛ばすように、強い風に吹かれながら、遠回りして家に帰った。

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設定タグ:キスマイ , Kis-My-Ft2 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
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作者名:kainaniak2 | 作成日時:2019年7月21日 1時

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