検索窓
今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:66,018 hit

20 ページ20

「はい、Aうるさーい。いただきまーす!」


大きめの一口をすくって食べる彼を凝視して反応を伺う。


口に入れてもぐもぐして飲み込んだ彼が、こちらを向いて一言。


「すんげーうまい!」


にぱっと笑ってそのままチャーハンに向き直って食べ続ける彼。


「よかったぁ〜、はぁ、安心したらお腹へってきた。」


仲良くチャーハンを食べきり、2人でソファに座り玉森くんが買ってきてくれたプリンに舌鼓をうっていると、彼が問いかけてきた。


「ね、なんで今日呼んでくれたの?」


いつも優しげな瞳が、じっとわたしをみつめている。


「玉森くんがメールくれたタイミングでお米が炊けたからだよ。」


「ガクッ。そんだけ?」


「うん。チャーハンって言ってたし、材料もあったし、いつもご馳走になってるから、お礼もしたかったし。」


テーブルに向き直ってプリンを食べ進める。


普段は正面の席に座っているのに、今日は隣にいるから、いつもより距離が近くて、彼の顔をあまり見れない。


「ふーん。」と言いながら彼は伸びをして、そのまま腕をソファの背もたれに置く。


背中の方から、ふわっと彼の香りがして、抱きしめられた時のことを思い出した。


「あ、洗い物してこよっかな!」

21→←19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (112 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
454人がお気に入り
設定タグ:キスマイ , Kis-My-Ft2 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:kainaniak2 | 作成日時:2019年7月21日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。