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暦side
放課後。
私はバレー部に興味を持ち、行ってみることにした。
ドリンクからタオルまで全て私がやっていたから、いなくなった今、
「あれっ?今日のドリンク…味違う?」
「ほ、ほんとですかっ!?今日ちょっと風邪気味なのでぼーっとしちゃったのかもしれません…ごめんなさいっ、とぉる先輩っ…!」
「風邪なら帰った方がいいんじゃないか?」
「だっ大丈夫ですぅっ!!できます!」
「暦ちゃんがいないから1人だもんね…」
あ"?
風邪気味とか嘘に決まってんだろ、そいつ休み時間友達とバカ騒ぎしてたぞ。
それに風邪気味だったら家帰れや。
及川は私がいないからとか言って私のせいにしようとしてるし、………あぁ来るんじゃなかった。
イライラが増しただけだった。
「……帰ろ」
「!?……こ、暦ちゃん!!」
「チッ……」
「ま、待ってよ!!」
及川が私に気付き、呼び止めようとするが私は踵を返し校門を潜ろうとした。
プルルルル………
「?電話?………もしもし」
『おー、元気にしてたかー?』
「まあまあ、ところで何の用?……黒尾」
『実はな、お前に頼みたいことがあってよ』
電話は東京にいる私の幼馴染、黒尾。
研磨もその1人なのだがゲームの邪魔だと言われ、最近はあまり連絡を取っていない。
音駒という学校のバレー部主将をやっている黒尾は、私にお願いをしてきた。
『お前、音駒のマネやってくんね?』
「………は?」
『今度合宿するんだけどよウチだけマネいないのよ』
そう言った黒尾は、
「ち、ちょっと待て!
こっちは東北だぞ、来いって言われて行けるわけ…」
『あれ?聞いてない?
青葉城西?も合宿の参加校なんだよね』
「………はぁああああ!?!?!?」
あんのくそ川!!!
合宿のことなんて一切言ってねえじゃねえか!
***
評価ありがとうございます!
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バナナ - *47のところの柳瀬がとこで何をしているかは知らないがの『とこ』って『どこ』じゃないですか?間違ってたらごめんなさい<(_ _)> (1月11日 19時) (レス) @page49 id: e9ef32dba1 (このIDを非表示/違反報告)
聖羅 - 報告と言いますか...あの、実はプリ小説という夢小説サイトに・この作品のパクリだろと言うものがありました。主様がやっているのならいいのですが...ご確認よろしくお願いしますhttps://novel.prcm.jp/novel/HSuRkRSuN7nBh42Vbf9q (6月6日 23時) (レス) id: 36b5b78cf3 (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー(プロフ) - 最後また柳瀬が出てきて終わるところ、マジで好きです! (2023年4月4日 0時) (レス) @page50 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
らいむ - 最後がすっごくスッキリしました! (2022年12月19日 14時) (レス) @page50 id: 7852438752 (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊い国民☆(プロフ) - 凄い…なんか…すごく…あ、の…!!!✨天才だと思います!!!!!!!!!最後スッキリしてそのまま終わるのかな?と思ったらまた違う名前で来る悪女?ちゃんこの伏線?好きすぎます!!! (2022年11月9日 21時) (レス) @page50 id: af4a079e32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らある | 作者ホームページ:http://kain00765467/yuki.pearl.//
作成日時:2017年8月27日 0時