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暦side
「こ、よみ…さん?」
「…」
私の雰囲気を感じ取ったのか、谷地さんが怯える。
そういう訳で出したんじゃないんだけどね…。
ごめん、谷地さん。
「はい、聞いてー。
梟谷、森然、烏野のマネはドリンク作り。
で、生川、青城マネがタオル用意して下さい。出来たら選手に配って欲しいな」
「あら、暦さんは?」
「あぁ…私は各高校を回ってデータ取るんだ」
「データ?」
「うん。頼まれちゃって」
そう言うと、みんなは興味津々に聞いてきた。
だが、用意する手は止めない。
ただ一人、柳瀬を除くが。
「Aってデータ取れるんだ〜!」
「そんな大それた物は作れないけどね…」
「それでもすごいよ!!
えっ、Aって女バレとかやってたの?」
「うーん…まあ少しかじった位だよ」
へえ〜!すごーい!
と褒めてくれるが、本当に少しかじった位なので褒められる程じゃない。
ありがとう、と返すと柳瀬が割り込んで来た。
当然ながら、場が凍る。
「暦先輩そう言ってるけど…っ!!!
本当は体育館に行ってみんなの事見たいんじゃないんですか!?マネージャーの仕事サボりたいだけなんでしょう!!!?
そんなの…っ!
マネージャー失格ですっ!!!!!!」
「……ちょ、柳瀬さん…っ」
「………だったらお前もやる?教えるけど」
「な…っ!開き直りですか…っ!?」
「そう思うなら来てデータ取ればいいじゃん」
怒る柳瀬に、冷静に返答する私。
他のマネはあたふたして落ち着いて、と止めてくる。
が、私は至って落ち着いている。
落ち着いていないのは柳瀬のほうだ。
「と、とりあえずやろっか!」
「そ、そうね!時間ないし…」
「もう練習始まってるし…間に合わなくなるよね」
と、なんとか始めることが出来たが柳瀬はずっと私を睨んだままだった。
****
すごい更新遅れて申し訳ないです…。
テスト終わったから更新できると思っていたのですが、まだ学校が忙しくて…( ; ; )
22日が終業式なので、赤点補修がない限り更新していく予定です!!!
楽しみにしていただいてる方、すみません!
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バナナ - *47のところの柳瀬がとこで何をしているかは知らないがの『とこ』って『どこ』じゃないですか?間違ってたらごめんなさい<(_ _)> (1月11日 19時) (レス) @page49 id: e9ef32dba1 (このIDを非表示/違反報告)
聖羅 - 報告と言いますか...あの、実はプリ小説という夢小説サイトに・この作品のパクリだろと言うものがありました。主様がやっているのならいいのですが...ご確認よろしくお願いしますhttps://novel.prcm.jp/novel/HSuRkRSuN7nBh42Vbf9q (6月6日 23時) (レス) id: 36b5b78cf3 (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー(プロフ) - 最後また柳瀬が出てきて終わるところ、マジで好きです! (2023年4月4日 0時) (レス) @page50 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
らいむ - 最後がすっごくスッキリしました! (2022年12月19日 14時) (レス) @page50 id: 7852438752 (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊い国民☆(プロフ) - 凄い…なんか…すごく…あ、の…!!!✨天才だと思います!!!!!!!!!最後スッキリしてそのまま終わるのかな?と思ったらまた違う名前で来る悪女?ちゃんこの伏線?好きすぎます!!! (2022年11月9日 21時) (レス) @page50 id: af4a079e32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らある | 作者ホームページ:http://kain00765467/yuki.pearl.//
作成日時:2017年8月27日 0時