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白鳥沢に転入希望が多くてビックリしてます笑
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暦side
牛島の唐突問題発言と、それに驚愕する及川。
どうでもいいが、帰りたい。
「はぁ〜?暦ちゃんは
「?暦はマネージャーを辞めたと言っていたぞ」
「まだ受理してせんから〜」
顎をくいッと出して挑発する及川に、大人気ないからやめろ!と止めると「暦ちゃん!」と言ってくる。
悪いけど、お前らにその呼び方されるの嫌いなんだよね、辞めてほしい。
何も知らないくせに……。
「牛島。ここでいいよ、及川に送ってもらう」
「だが…」
「少し話もあるし、大丈夫」
「そうか…」
気をつけてな、と言い残して白鳥沢に戻っていったのを見届け、私は及川をおいて歩き出す。
及川は待ってよ!と私の後を追うように走った。
「待ってよ!送ってくって!」
「いい、結構」
「俺に話あるって言ったじゃん!」
「嘘に決まってんでしょ、ああでも言わないと牛島ほんとに私のこと家まで送る気だったから」
「…っ…俺は、暦ちゃんと話したい」
「あそ。私は話したくない」
早歩きで及川と離れるために歩くが、すぐ側まで走行してくる。
「しつこいな!!ほっといてよ!!」
足を止めて怒鳴り目線をあげると、映ったのはいつものおちゃらけた及川なんかじゃなく、真剣な目をしてる及川徹だった。
思わず怯むと、及川は私の両手を掴み、
「俺は!………暦ちゃんが怒ってる理由を知りたいだけなんだ。
俺だけじゃない、皆そう思ってる!」
「…………うっさいなあ」
「真剣に考え…!?」
「そんぐらい、自分で考えろよ。
…主将だろ、試合前に言ってるセリフは選手だけなのかよマネージャーは含まれないのかよ!」
「ふ、含まれてるに決まってんじゃん!!」
「……ふぅん、そうなんだ」
冷たく言い放った私の顔を見て、及川は掴んでる手の力を一瞬緩めた。
その一瞬をつき、私は及川の手を振り解き走る。
………あぁ、嫌だ。
「所詮はその程度だったってことかよ」
その時、ポツリポツリと雨が降り始めた。
それはまるで、自分の心がそのまま表されてるかのようだった____
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早くもネタ切れ。
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バナナ - *47のところの柳瀬がとこで何をしているかは知らないがの『とこ』って『どこ』じゃないですか?間違ってたらごめんなさい<(_ _)> (1月11日 19時) (レス) @page49 id: e9ef32dba1 (このIDを非表示/違反報告)
聖羅 - 報告と言いますか...あの、実はプリ小説という夢小説サイトに・この作品のパクリだろと言うものがありました。主様がやっているのならいいのですが...ご確認よろしくお願いしますhttps://novel.prcm.jp/novel/HSuRkRSuN7nBh42Vbf9q (6月6日 23時) (レス) id: 36b5b78cf3 (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー(プロフ) - 最後また柳瀬が出てきて終わるところ、マジで好きです! (2023年4月4日 0時) (レス) @page50 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
らいむ - 最後がすっごくスッキリしました! (2022年12月19日 14時) (レス) @page50 id: 7852438752 (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊い国民☆(プロフ) - 凄い…なんか…すごく…あ、の…!!!✨天才だと思います!!!!!!!!!最後スッキリしてそのまま終わるのかな?と思ったらまた違う名前で来る悪女?ちゃんこの伏線?好きすぎます!!! (2022年11月9日 21時) (レス) @page50 id: af4a079e32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らある | 作者ホームページ:http://kain00765467/yuki.pearl.//
作成日時:2017年8月27日 0時