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「あれっ冷蔵庫空っぽだ!!」

「……じゃあ買い物いくか。確か近くに出来たよな。」

「おれのどら焼き」

「買わねえぞ。必要な物だけだ。」




駄々をこねる陽太郎。お前の量は尋常じゃねえだろ。何日分買わせるつもりだよ。

取り敢えず皆準備があるので5分待つ。




「出来たわよじゃあ行きましょう!!」

「「「「おー!!」」」」




向かうは徒歩十分の大型スーパー品薄。
そういや今日は特売日だったな………




「迅は三雲の見舞いか?雨取も居ねえか。」

「そっす。重い顔して行きましたけど……」

「あいつまだ思い詰めてんのか……ったく。」

「兎に角!ご飯作って迅に食べさせましょ!」




うお、小南が言うと凄い怖いが。
俺はサイドエフェクトを使って三門市立総合病院の三雲の病室を見つける。

お、迅いた。雨取も。っとその隣りにいる人は……誰?三雲のお姉さん……?




「……すいませんでした。」

「いやそんな……迅さん……。」

「貴方が謝る必要ないわ。大丈夫ですよ。」

「…………ありがとうございます。」




頭を上げる迅。やっぱりか……。
でも若い人誰?お、お、お母……さん?

ってあぶね。前見てなかった。

自分がスーパーに向ってると忘れ、前から来た人にぶつかりそうになってしまった。
前に歩くカピバラに乗った陽太郎が「ちゃんと前を見ろー」と俺に言った。
横に居た烏丸には「気を付けてくだいいね。」と。俺何してんだ………





「ああ……ごめん。」

「お、着きましたよ。今行きます!!」

「俺も行く。」




二人で歩く。
そう言えば前にもこんな事あったな。烏丸と歩いたの。




「先輩前ちゃんと見て下さい。前電柱です。」

「……え?あ、やべ。またボーッとしてた。」

「先輩らしく無いですね。何かあったんですか?」

「なんでそう思う。」

「いえ…何となくなんで……」




烏丸と言う通りだ。
今の俺には悩み事がある。それはあいつ…アレン…いや、相澤憂佳についてだ。

いくつとか言われたら多分尽きないだろう。
それにあいつは俺らを襲った敵だ。助けるなんて以ての外なのだが、何故か助けたいって気持ちが湧いてきてしまうのだ。

それが何なのかはわからないが。





「おそいぞ。もたもたするな。」

「陽太郎。そんな事言わないの。」

「むっ……」

「ああ。ごめんな。考え事してて。」



適当に言い訳をしたら、かごを持って様々な商品をマジマジと見続けた。


***

更新遅くなりすいません!!

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HIRYUU - 普通におもしろい (2015年11月27日 14時) (レス) id: 83241cf2e8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2015年11月3日 22時) (レス) id: 6927be5317 (このIDを非表示/違反報告)
minori♪(プロフ) - 続編おめでとうございます(*´∇`)夢主カッコイイ!これからも頑張ってください!! (2015年10月31日 22時) (レス) id: fc9269d5d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らある | 作者ホームページ:http://kain00765467/yukipearl.//  
作成日時:2015年10月31日 22時

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