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「だがまだそいつを信じきった訳ではない。」

「分かってます。なら彼女を本部所属として入れてはいかがでしょうか。」

「玉狛ではなく…か。考えておこう。」

「ありがとうございます。…あ。もう一つ。
彼女は記憶消去が出来ません。サイドエフェクト……鈴鳴の村上とほぼ同じな物です。
一度覚えてしまうと忘れる事が不可能ですので、ボーダーに入隊させるのが効率かと思います。」




鬼怒田さんと根付さんが机をバント叩きで椅子から立ち上がる。相当なおこだ。おこね……




「巫山戯るな!そいつはつい先日我々を襲って32人も攫ったんだぞ!?」

「…鬼怒田さん。ちょっと黙って。」

「なんだと…!?………」

「それに城戸さん…さっき俺が相澤憂佳と言った瞬間、顔をしかめましたよね?俺、見ましたよ。」

「……っ!?」




城戸さんに注目する。
多分…知り合い…。ボーダーとしての……。
よし、もう一回仕掛けるか。




「私がそんな顔をした証拠が何処にある。」

「証拠はないけど……でも動揺はしてますよね?さっきから額の傷触ってるし。
もしかして……ボーダーが関係あるんじゃ?」

「………だが、私と舞花は……。…っ!!」

「…フッ。どうやらそのようですね。」




城戸さんが俺を睨む。
怖いけど今回ばかりはびびってらんねえな。

すると城戸さんは観念したのか話し始めた。




「…確かに相澤憂佳と言う名前は覚えがある。
彼女の母親、相澤舞花と私は夫婦関係となるんだ。だが大規模侵攻で娘を攫われ、妻もそのショックで死んでいった…。城戸と言う苗字じゃないのは、離婚をしたからだ。」

「……辛い事を思い出させすいません。」

「………いい。だが、そいつが相澤憂佳という証拠は何処にある。……顔も変わっている。」




確かに相澤憂佳ちゃんの顔は本当の顔じゃないと思う。俺の妹の顔だからな。

俺は城戸さんに整形の所を言おうとしたが、横にずっと立っていた相澤憂佳ちゃんが事実を喋り始めた。




「私…アフトクラトルで整形されたんです。」

「なんだと!?整形だと……!?」

「はい。……信じられませんか」




黙りこくる城戸さんに相澤憂佳ちゃんが言う。

っと、俺はどうしようかなあ……。



***

なんか腰痛くて………。
更新遅くなるかもです。

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HIRYUU - 普通におもしろい (2015年11月27日 14時) (レス) id: 83241cf2e8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2015年11月3日 22時) (レス) id: 6927be5317 (このIDを非表示/違反報告)
minori♪(プロフ) - 続編おめでとうございます(*´∇`)夢主カッコイイ!これからも頑張ってください!! (2015年10月31日 22時) (レス) id: fc9269d5d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らある | 作者ホームページ:http://kain00765467/yukipearl.//  
作成日時:2015年10月31日 22時

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