〔２〕実力系S級以上隠れボーダー

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「なんで……ねえ……。」

「…………。」




しばらくの無言。俺もアレンも喋らない。
目を細めて遠くを見ていたアレンは小さい声でポツポツと喋り始めた。




「さっきも言ったけど…私の任務は貴方なの。」

「知ってる。そうじゃなくて、その顔だ。」

「………私はね…ここの世界で言う整形をやったの。」




向こうの世界でも整形と言う単語があるのだろう。
更に理由を問うとまたポツポツ喋った。




「アフトクラトルはね、母トリガーとか女王トリガーって言うでかいトリガーに守られてるの。……でも今その「神」が寿命で星がなくなる。そうなると国民を養う事が出来なくなるのよ。そこで私達は新しい「神」を見つけるために遠征してるって訳。そしたら貴方を見つけた。4年前にね…。でもホシカワって言う奴がそれを阻んだの。お陰で任務は失敗…参ったわ。」

「……で、今俺を攫ってその「神」にさせようとしたって訳か。俺の妹顔に整形して。」

「ええ……ほんと…強くなって…なんなのよ…」

「俺だって変わった。なめるな。」




「なめてないわよ」と苦笑いを浮かべるアレン。
すると、間を開け、ある事を俺に言った。




「実はね…。お、驚かない？」

「その話によるな。」

「じゃあ言うわ。……実は私、元々ここの人間だったの。相澤憂佳って名前。」

「に、人間？日本人なのか？…そうか。」

「………でね。貴方にお願いがあるの。」

「なんだ？」

「えっと________________」









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「城戸さん。こっちは終わりましたよ。」

『…そうか。御苦労だった。』

「はい。………あ、後でお願いがあるので少し伺います。大事な話なので。」

『…分かった。』









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民間人 死者0名,重傷22名,軽傷68名

ボーダー 死者6名,重傷4名,行方不明32名

近界民 死者1名,捕虜2名









対近界民大規模侵攻三門市防衛戦









集結









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終わった大規模侵攻……。


もうちょっと伸ばしたかったなって思ったり。


アレン元い相澤憂佳ちゃん。いい子です。
さあ！憂佳ちゃんの願いとは！！！


あ、書き方変えました。これでいきますね！

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